学内講座コード:730308
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
南米アンデス文明の遺産を活かす
申し込み締切:
2022年09月29日 (木) 23:30
開催日時:
10月 1日(土)~10月29日(土)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
11,880円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,662円
補足:
-
【目標】
・観光先など、現代人のエキゾチズムを満喫する対象として見られがちな文化遺産が、いかに社会経済に翻弄される存在であるのかを学ぶ。
・文化遺産を守ることが困難なことの背景を知る。
・困難な中でも文化遺産を守る方法を考える。
【講義概要】
南米の太平洋岸沿いに成立した古代アンデス文明の遺跡の多くは、現在危機に瀕している。その理由を歴史、経済、政治などさまざまな側面から分析するとともに、問題点を乗り越える試みを紹介する。そこでのキーワードは、地域住民であり、彼ら/彼女らとともに文化遺産を守り、活用する事例をとりあげる。また、崇高なイメージで語られがちな文化遺産が、政治に翻弄される姿を示すことで、観光の対象だけではない文化遺産の側面を論じる。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) アンデスの文化遺産をめぐる問題-盗掘の実態-
第2回 2022/10/15(土) マチュ・ピチュ遺跡の発見と出土品の行方
第3回 2022/10/22(土) 文化遺産は誰のものか?―インカのミイラ・フアニータの帰属―
第4回 2022/10/29(土) 地域住民とともに守り、活用する文化遺産
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は11月19日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
【備考】
紙のパンフレットに掲載した日程が変更になりました。開講日は10月1日、15日、22日、29日です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 関 雄二 |
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肩書き | 国立民族学博物館特定教授・名誉教授 |
プロフィール | 専攻はアンデス考古学、文化人類学。1979年以来、南米ペルー北高地において神殿の発掘調査を行い、アンデス文明の成立と変容を追究するかたわら、文化遺産の保全と開発の問題にも取り組む。文化遺産国際協力コンソーシアム副会長。2008年濱田青陵賞、2015年ペルー文化功労者、2016年外務大臣表彰、2020年文化庁長官表彰を受賞。 |
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