学内講座コード:230306
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
中世ヨーロッパの光と影―異質な「他者」に対する迫害の実態
申し込み締切:
2022年09月29日 (木) 23:30
開催日時:
10月 1日(土)~11月19日(土)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・中世西欧世界について理解を深める。
・中世イベリア半島の歴史の特殊性を知る。
・ユダヤ人や社会的弱者の迫害の実態を知る。
【講義概要】
この数年間の世界情勢において、これまで達成されていたかにみえた「自由」や「平等」に疑問符が付けられ、社会的な分断や不平等があらためて浮き彫りになりました。しかしこのような問題は、現代世界の通念の多くを生み出していくことになるヨーロッパ文明の揺籃期にすでに内在していたものです。この講義では、中世西欧世界の生み出した「影」の部分、すなわち社会的弱者や異質な存在に対する迫害の実態について考えることを目指します。「迫害」とは、人類の本能に根差した振る舞いであるのか、あるいはそうではないのか...。受講者のみなさんと考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 序論:中世キリスト教世界の成立
第2回 2022/10/ 8(土) 「迫害社会」―純化と迫害のメカニズム
第3回 2022/10/15(土) 「他者」であり「同胞」 ―イベリア半島における異教徒間関係
第4回 2022/10/22(土) 中世イベリア半島の情勢 ―カスティーリャ王国
第5回 2022/10/29(土) 中世イベリア半島の情勢 ―アラゴン連合王国
第6回 2022/11/19(土) 展望:「他者」の排斥へ ―中近世ヨーロッパ史が私たちに問いかけるもの
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、11月26日(土)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 黒田 祐我 |
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肩書き | 神奈川大学外国語学部教授 |
プロフィール | 1980年富山県生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、中世スペインおよび中・近世の地中海の歴史。また留学先であったアンダルシーアの文化研究にも関心を持っている。著書に『レコンキスタの実像』(刀水書房、2016年)、『スペインの歴史を知るための50章』(明石書店、2016年)、『図説スペインの歴史(ふくろうの本)』(河出書房新社、2022年)など。 |
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