学内講座コード:”2241G006
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
シアノバクテリア(ラン藻)という生き物 太陽光を使って、水と大気で生きる究極のeco生物
申し込み締切:
2023年03月04日 (土) 23:30
開催日時:
3月14日(火)/16:00~17:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
15
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
シアノバクテリアは、藍藻(ラン藻)とも呼ばれる光合成を行う微生物です。植物細胞内にある葉緑体は、シアノバクテリアの細胞内共生により獲得されたと考えられており、地球上で光合成により酸素を作り出しているのはシアノバクテリアとその祖先の葉緑体です。シアノバクテリアは、光と水が利用できるありとあらゆる環境に生息しており、現在も地球上の一次生産者として重要な役割を果たしています。
シアノバクテリアには、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収する炭素固定を行うだけでなく、大気中の窒素ガスを窒素肥料に変換する窒素固定を行うことができるものが多くいます。つまり、シアノバクテリアは光エネルギーを利用して、生物を構成する主要な元素である酸素、炭素、水素そして窒素を、水と空気から得ることができるのです。本講座では、この究極のeco生物シアノバクテリアの生き方と、その能力の有効活用を目指した研究を紹介します。
【講座スケジュール】
第1回 03-14 16:00~17:30
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 得平 茂樹 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 理学部生命科学科 教授 |
プロフィール | 博士(理学)。 専門分野:微生物分子遺伝学、代謝工学 研究内容:微生物、特に光合成微生物が環境変化に応答して代謝を調節する分子 メカニズムを研究しています。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.