学内講座コード:2231T014
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
伝説の吉宗
申し込み締切:
2022年11月29日 (火) 23:30
開催日時:
12月9日(金)~12月23日(金)/17:30~19:00
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
15名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
これまでの講座の中で、8代将軍徳川吉宗は、妙に気になる存在として、よく登場してきています。例えば、徳川将軍の側近の歴史をひも解くと、吉宗政権期の前と後とで、そのあり方が変わっていました。徳川政治のターニングポイントのような存在として登場しています。
はたまた、「名門水野家の御家再興」の主役だった、のちに田沼時代の老中となる水野忠友の幼少期を優しく見守り、将軍在任中に父忠穀を取り立て、水野家を大名に戻そうと考えるなど、水野家の再興に尽力しようとしていました。
吉宗のブレーンであった儒学者室鳩巣の書簡集『兼山(麗澤)秘策』を取り上げた講座でも、紹介していない吉宗のエピソードが様々あります。
このようなことから、本講座で、あらためて「吉宗」を主役とし、その人物像を深掘りしてみたいと考えています。
吉宗については、さまざまな研究があり、多くのエンタメでも取り上げられています。そのような中で、本講座では、「史実と架空の世界」という視座から考えます。特に「伝説の」吉宗を、文芸作品の種であっただろう後世の記録や同時代史料から読み解いていきます。
【講座スケジュール】
第1回 12/09 17:30~19:00
第2回 12/16 17:30~19:00
第3回 12/23 17:30~19:00
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 福留 真紀 |
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肩書き | 東京工業大学准教授 |
プロフィール | 博士(人文科学)。現在、東京工業大学准教授。専攻は日本近世政治史。著書に、『徳川将軍側近の研究』(校倉書房、2006年)、『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』(角川学芸出版、2009年。増補版が文藝春秋より2020年出版)『将軍側近 柳沢吉保 ―いかにして悪名は作られたか』(新潮社、2011年)、『将軍と側近 ―室鳩巣の手紙を読む』(新潮社、2014年)『名門水野家の復活 ―御曹司と婿養子が紡いだ100年』(新潮社、2018年)、共著に、幕藩研究会編『論集 近世国家と幕府・藩』(岩田書院、2019年)などがある。 |
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