学内講座コード:
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主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
『古事記』上巻を読むー序文・天地初発ー
申し込み締切:
2024年03月27日 (水) 23:30
開催日時:
5月21日 10月1日
6月4日 10月15日
6月18日 10月29日
7月2日 11月19日
7月16日 12月3日
火曜日
12:50~14:20
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。 入会金・講座受講料は、区分によって異なります。 詳細は、令和6年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
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今年度より『古事記』をはじめから通読して行きます。『古事記』は、今から1300年以上前に編纂された、現存最古の古典作品です。その根拠となるのが『古事記』に付されている序文です。序文は、君主に奉る上表文の形式で書かれ、文体は中国様式に準じているため、語句によっては漢籍などに典拠を求められます。序文の内容は全体で三段にわかれ、いかにして『古事記』が編纂されたかを語ります。そして、序文に続き『古事記』の物語がはじまるのです。『古事記』は上中下巻の三巻にわかれ、上巻は「天地初発之時」と書き出されます。上巻は高天原という神話世界を舞台に、様々な神々の活躍が描かれて行きます。
『古事記』には神話とされる神々の物語をはじめ、神から始まる系譜、それに連なる天皇の物語、そして歌謡伝承と様々な要素が含まれています。本講座では『日本書紀』『万葉集』「風土記」などの他文献と比較しながら、『古事記』を読むことで『古事記』の特質を明らかにしていきます。ときには神道学や考古学の知見も活用して『古事記』が描く世界観を学んでいきます。『古事記』のおもしろさを理解いただけるよう、丁寧に講義を進めて参ります。
【テキスト】
『新版 古事記(現代語訳付き)』
中村啓信訳注 角川ソフィア文庫 1,160円(本体価格)
名前 | 渡邉 卓 |
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肩書き | 國學院大學准教授・博士(文学) |
プロフィール | 【専門分野】 日本上代文学・神道古典・国学 |
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