RAKUGOを世界へ フランス人落語パフォーマーから見た日本伝統芸術とその海外への展開

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• 講座詳細

  【講座趣旨】
  最近、COOL JAPANはよく耳にする表現です。近いうちに流行語大賞を受賞するのではと思われるぐらいですね。COOL JAPANというのは、海外で日本の文化を紹介するプログラムです。フランスでは、日本の文化は幅広く広がっています。アニメ・漫画・コスプレだけではありませんが、一般のフランス人は、日本の庶民的な芸術のことをあまり知らないようです。日本の文化は、アンダーグラウンドのイメージ、もしくは高級感(茶道、能や歌舞伎)のイメージがありますが、中間はありません。これまでは、伝統芸術兼舞台芸術である落語を見る機会が少なかったのです。ところが、数年前からフランスや近隣フランス語圏の国々(スイス・ベルギー)では落語の口演が開催されるようになりました。この講座では、海外でのRAKUGOのインパクトはもちろんですが、フランス人落語パフォーマーから見た、日本国内落語の事情についても話をします。日本人として忘れてはいけない日本の文化を見つけ出します。
  
  
  ◆入会金無料講座◆
  2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3，000円(3年度間有効)が無料になります。
  ※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
  ※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
  ※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
  
  【講義概要】
  第1回 4月21日(木) 日本で生まれて海外へ広がったRAKUGO
  後半は落語パフォーマンス
  
  第2回 5月19日(木) RAKUGOとフランス語～漫画「どうらく息子」のフランス語版
  後半は落語パフォーマンス
  
  第3回 6月30日(木) フランスでのRAKUGO口演とその将来
  後半は落語パフォーマンス

• 備考

• 講師陣

  名前	Ｃｙｒｉｌ Ｃｏｐｐｉｎｉ
  肩書き	落語パフォーマー、翻訳家、数々のTV/ラジオ出演中
  プロフィール	南仏ニース生まれ。高校時代に日本語の勉強をはじめ、高校卒業後、フランス国立東洋言語文化研究所(イナルコ)で日本語・日本近代文学をマスターし、1997年に修士号を獲得。大学時代に長野県松本市信州大学人文学部へ留学。イナルコ卒業後、1997年9月、フランス政府公式機関である「九州日仏学館」に勤務。2001年に上京し、在日フランス大使館の文化センター「アンスティチュ・フランセ日本」に所属。
  名前	萩原 健
  肩書き	明治大学国際日本学部准教授
  プロフィール	明治大学国際日本学部准教授。現代ドイツの舞台芸術(特に演出の歴史)および関連する日本の舞台芸術。共著に『村山知義 劇的尖端』、共訳に『パフォーマンスの美学』など。舞台通訳、字幕翻訳・制作・操作。