学内講座コード:21B1600900
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
習近平、いよいよ正念場の1 年【対面講座】
申し込み締切:
2022年01月31日 (月) 23:30
開催日時:
2月 1日(火)、 2月 8日(火)、 2月15日(火)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
6,000円
定員:
50名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
5500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
2018年に憲法を改正して国家主席の任期をなくし、いよいよ無期留任を目指す習近平はその成否をこれからの1 年にかける。習近平の強権政治に向けられる世界の目はきびしい。習近平はなぜトップの座に君臨し続けなければならないのか、そしてそれは実現するのか。
昨年7月1日、中国共産党100周年の記念式典に登場した習近平はただ1 人、グレイの人民服に身を包んでいた。あたかも毛沢東が帰ってきたのだ、と信じ込ませようとするかのように。
皇帝のような主席の登場を許すのか、中国ではこれまで皆、申し合わせたかのように沈黙していた。3月の全人代でその沈黙は破られるか、最初の見どころである。
【講座スケジュール】
第1回 2月 1日(火) 偉大な指導者像へ-大がかりな予行演習
詳細:習近平の長期政権構想の成否は今年の秋の中央委員会の結果に係る。また、それを日本、欧米、それにアジア、中近東、アフリカの諸国はどう見ているか。とくに昨年来、中国に対する見方を急速にきびしくしてきた日本、欧米の見方を検証し、これからを展望する。
第2回 2月 8日(火) この竿頭に立つ中国の経済、社会は安定しているのか。
詳細:コロナ禍から急速に立ち直ったとされる中国経済の現状はその後、どうなっているのか。楽観、悲観両論を検討し、それと関連して習近平体制の安定度を検証する。
第3回 2月15日(火) 皇帝の復活を見つめる世界の目は
詳細:前2回の検討を踏まえて、習近平皇帝の実現可能性を探る。中国の民衆は毛沢東以来の皇帝的統治者の再来を容認するのか。容認しないためにはなにが必要なのか。変動するはずの世論の行き場を広く検証する。
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更または中止とする場合がございます。
名前 | 田畑 光永 |
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肩書き | 元神奈川大学教授 、ジャーナリスト |
プロフィール | 1960年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBSに入社。中国北京・香港支局長、TBSテレビキャスターなど歴任。1996年から2006年まで神奈川大学教授。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書に『勝った中国・負けた日本― 記事が映す断絶八年の転変―(一九四五年~一九五二年)』(御茶の水書房)、『中国を知る』『鄧小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)など。 |
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