学内講座コード:15A1612601
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
短歌の第一歩 創作技法論
申し込み締切:
2015年05月01日 (金) 23:30
開催日時:
5月 8日(金)、 5月22日(金)、 6月 5日(金)、 6月19日(金)、 7月 3日(金)、 7月17日(金)、 7月31日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
30名
講座回数:
7回
講座区分:
前期
その他:
9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
人間の生きた息づかい、こころの底からの純粋なかがやき、そこに素肌が触れて何かしら高められていくような思い――たんなる気散じや気晴らしでなく――このような思いをわたしたちの胸に伝えてくれるものを求めて、「芸術」と名づけますと、短歌は確かに芸術の一ジャンルであってきました。しかも、その詩形の小ささゆえに、日本語さえ知っていれば誰でも近づける、親しみやすい「芸術」の一つでもあってきたのです。このような意味での短歌を味わい、また創るために一歩一歩、学んでいきたいと思います。
短歌混迷の時代、もういちど原点に戻って考えるために、正岡子規『歌よみに与ふる書』をテキストとします。子規のいきいきとした文章を楽しみながら、その優れた注釈書『短歌復活のために――子規の歌論書簡』(玉城徹著)を手引きにして読んでいきたいと思います。
希望者は実作・鑑賞文を毎回提出していただいてけっこうです。
【講座スケジュール】
第1回 5月 8日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む①
詳細:歌に出会う――宮柊二『日本挽歌』
第2回 5月22日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む②
詳細:歌に出会う――三国玲子『空を指す枝』
第3回 6月 5日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む③
詳細:歌に出会う――中城ふみ子『乳房喪失』
第4回 6月19日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む④
詳細:歌に出会う――鈴木幸輔『長風』
第5回 7月 3日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む⑤
詳細:歌に出会う――大野誠夫『行春館雑唱』
第6回 7月17日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む⑥
詳細:歌に出会う――鈴木英夫『おりえんたりか』
第7回 7月31日(金) 『歌よみに与ふる書』を読む⑦
詳細:歌に出会う――馬場あき子『早笛』
【教材】
※テキスト『歌よみに与ふる書』(正岡子規著、岩波文庫)の購入(受講料には含まれません)については講座開始前にご案内します。
※『短歌復活のために─子規の歌論書簡』(玉城徹著)については、インターネット古書店で入手できます。希望者は各自求めてください。
名前 | 阿木津 英 |
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肩書き | 歌人、日本女子大学・文教大学講師 |
プロフィール | 1950年福岡県生まれ。歌集『紫木蓮まで・風舌』『天の鴉片』『巌のちから』『黄鳥』など。評論集『イシュタルの林檎』『折口信夫の女歌論』(以上、五柳書院)、『二十一世紀短歌と女の歌』(學藝書林)、『方代を読む』(現代短歌社)、『短歌のジェンダー』(編著、本阿弥書店)など。現代歌人協会賞・短歌研究賞などを受賞。 |
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