学内講座コード:14A1612901
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
桃山絵画の四大巨匠を紐解く 日本絵画シリーズ その2
申し込み締切:
2014年05月01日 (木) 23:30
開催日時:
5月 7日(水)、 5月14日(水)、 5月21日(水)、 5月28日(水)、 6月 4日(水)、 6月11日(水)、 6月18日(水)、 6月25日(水)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
桃山期、政治の世界における戦国乱世が終わった時、絵画の世界の乱世が始まりました。
その中心は「巨星 雪舟の跡目を継ぐ者はだれか」という点にあり、雪舟が伝えた水墨画の技法とその日本的な展開を示す「漢画」の表現についての葛藤の表れでもありました。時は戦国の遺風を残した一時の平安を謳歌した桃山の世。各地に巨大な城郭が生まれ、大寺院も建立されました。その大きな建築を飾る大画面の作品には、金銀を多用した華麗な襖絵や屏風絵が用いられ、権力を握った武将たちの好みに合わせて、華麗で力強い作品の数々が生み出されました。
日本の絵画史上で最も華やかなこの時代に活躍した四人の絵師、狩野永徳・長谷川等伯・海北友松・雲谷等顔にスポットを当て、彼らが制作した巨大・華麗な障屏画の世界を現存する作品を鑑賞しながら思う存分楽しんでいただきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 5月 7日(水) 華麗なる桃山時代の絵画
詳細:桃山絵画のルーツ・豪壮な桃山絵画成立の背景・桃山期の四大巨匠
第2回 5月14日(水) 近世絵画の主流派を形成した狩野派の流れ
詳細:正信・元信・松栄そして永徳
第3回 5月21日(水) 四大巨匠の作品(1) 狩野永徳
詳細:狩野永徳の仕事とその代表作品(大徳寺聚光院中『四季花鳥図』)
第4回 5月28日(水) 四大巨匠の作品(2) 長谷川等伯
詳細:狩野派に対抗しつづけた長谷川等伯(智積院『楓図』と東博『松林図』)
第5回 6月 4日(水) 四大巨匠の作品(3) 海北友松
詳細:反骨の武人画家・海北友松の袋人物とは
第6回 6月11日(水) 四大巨匠の作品(4) 雲谷等顔
詳細:地方にあって中央画壇に影響を与えた雪舟画の継承者・雲谷等顔
第7回 6月18日(水) 四大巨匠に加えて 曽我蛇足
詳細:水墨画の新たな潮流、曽我派の祖 伝説の絵師・曽我蛇足
第8回 6月25日(水) 桃山画壇のその後
詳細:狩野派の後継者たち・長谷川派を襲った悲劇・浅井系の芸術家、海北と小堀・雲谷につながる長州系の画人たち
名前 | 藤浦 正行 |
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肩書き | NPO美術研究センター副理事長、美術Academy&School講師 |
プロフィール | MOA美術館学芸課長、太田記念美術館事務局長を経て、現在はNPO美術研究センター副理事長。美術Academy& School講師。専門は日本彫刻史、仏教絵画史。都内近郊カルチャーセンター等で活躍。著書に『岩佐又兵衛』(新潮社)。 |
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