学内講座コード:20A1603500
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
編集者が語る素顔の作家たち 【前期】 川端康成の文学と実像
申し込み締切:
2020年05月23日 (土) 23:30
開催日時:
6月 6日(土)、 6月20日(土)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
3,500円
定員:
30名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
3100(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
講師は大学在学中より、遠藤周作編集長の「三田文学」で編集者の生活を始め、卒業後「新潮社」に入社。20年在籍した後、出版社を設立し、その間、40年以上にわたって、多くの作家たちに接してきました。
編集者ならではの視点から、作家たちの素顔と実像を語り、その作品世界を読み解く一助となる講座にしてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 6月 6日(土) 「編集者が見た川端康成の実像」
詳細:戦前は改造社の「文藝」編集者・木村徳三、戦後は「新潮」の編集者で講師の上司だった菅原國隆、「中央公論」の伊吹和子、「文藝春秋」の岡崎満義など、雑誌の担当編集者の証言から素顔の川端康成とその実像を浮き彫りにし、『雪国』や『眠れる美女』など、名作が生まれてきた経緯や事情を解き明かしてゆく。ノーベル賞受賞の経緯、三島由紀夫との関係などにも触れる。
第2回 6月20日(土) 「川端康成が描いた女性美と死の謎」
詳細:日本の近現代小説の頂点に立ったといわれる川端康成の代表作『雪国』『山の音』『眠れる美女』の三つの作品を通じて追求した「美」は、耽美派の谷崎の美とも三島由紀夫の美とも違った独特の美の表現だった。結局、古くから受け継がれてきた日本女性の「美」に帰結すると言われるが、その本質は閉ざされたエロティシズムであり、陽に対して陰の性格を持っていた。
ノーベル賞の受賞が川端にもたらした苦悩、そして川端の死の謎に迫る。
【備考】
※この講座は、割引制度(5%)の対象外です。
※編集者が語る素顔の作家たち【後期】はこちら⇒ 井伏鱒二と作家仲間たち
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 宮島 正洋 |
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肩書き | 元新潮社編集者、アートデイズ編集長 |
プロフィール | 1974年、慶應義塾大学フランス文学科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者として活動を始める。卒業と同時に新潮社に入社。雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、「新潮カセットブック」など新しい出版の開発に携わる。1992年、新潮社を退社して出版社アートデイズを設立し、代表取締役・編集長となる。慶應大学出版会顧問を務めた。C・W ニコル著作権代理人。 |
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