学内講座コード:19B1615001
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
シネマ・パラダイス ― 映画はこうして作られる
申し込み締切:
2019年09月29日 (日) 23:30
開催日時:
10月 1日(火)、10月 8日(火)、10月15日(火)、10月29日(火)、11月 5日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
8,000円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
瞬く間に昼を夜に変え、雨を降らし、あるいは時代劇の宿場や宇宙空間を作り出すー。映画の撮影所はかつて?夢の工場??虹の都?と言われました。今回の講座は、撮影所を舞台にしたF・トリュフォー監督の名作を見ることから始めましょう。2日目は映画の設計図である脚本に着目してその役割を知り、ワンカットに心血を注ぐ監督の演出とはどういうものかを学びます。続いてセリフの妙味、洋画の字幕を作る達人の技などを紹介。さらに、映画史に輝く古今の名シーンを味わいます。最終日は日本映画の今を展観し、新しい潮流に触れます。
毎回、テーマに即した作品の一部をビデオ鑑賞しながらの講座です。
【講座スケジュール】
第1回10月 1日(火) (1)撮影現場の様子
詳細:「アメリカの夜」に見る撮影所、「用心棒」でひらめいた黒澤明の天才的アイデア、小津映画の構図の???、セットの話、その他の鑑賞作品=「羅生門」「蜘蛛巣城」「キネマの天地」「男はつらいよ」
第2回10月 8日(火) (2)脚本の役割と演出
詳細:脚本・演技・演出の比重は6:3:1、演出とは何か、名匠・内田吐夢がその有名俳優をしごいた理由、小道具の役割、鑑賞作品=「望郷」「或る世の出来事」「飢餓海峡」「見知らぬ乗客」「はやぶさ」
第3回10月15日(火) (3)名セリフと字幕翻訳
詳細:チャップリンから「めんたいぴりり」へ、洋画の字幕は6 秒の勝負、戸田奈津子さんの秘話、鑑賞作品=「第三の男」「カサブランカ」「お熱いのがお好き」「仁義なき戦い」「超高速! 参勤交代」
第4回10月29日(火) (4)映画史上の名シーン
詳細:映画ならではの表現を堪能する、鑑賞作品=「自由を我等に」「モダン・タイムス」「サンセット大通り」「シェーン」「かくも長き不在」「赤ひげ」「第三の男」「俺たちに明日はない」
第5回11月 5日(火) (5)日本映画の今
詳細:製作委員会方式とクラウドファウンディング、?ガラス越しのキス?からLGBT へ、政治エンタメについて、鑑賞作品=「また逢う日まで」「彼らが本気で編むときは」「パーフェクト・レボリューション」「金環蝕」
【備考】
※鑑賞作品は変更することがあります。
※同講師の過去の講座と一部、重複します。
名前 | 服部 宏 |
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肩書き | 映画評論家 |
プロフィール | 1944 年横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。1969 年神奈川新聞入社。1999 年~2002 年編集局文化部長。主要著書に『シネマ・パラダイス』(神奈川新聞社)、『横浜と映画』(編著、横浜学連絡会議)、『トーマス栗原 ― 日本映画の革命児』(夢工房)。オリジナル脚本『無人島戦記』で第5 回城戸賞準入選。 |
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