学内講座コード:18A1613101
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
平家物語のこころに親しむその14
申し込み締切:
2018年05月20日 (日) 23:30
開催日時:
5月22日(火)、 6月 5日(火)、 6月19日(火)、 7月 3日(火)、 7月17日(火)/10:00~11:30
入学金:
-
受講料:
8,000円
定員:
50名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は『平家物語』とその周辺に視野を広げながら、物語を彩る四人の人たちの姿に光を当て、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回 5月22日(火) 徳大寺実定の風流 ― ふるき都の月を恋ふ
詳細:福原遷都ののち、旧都の名月を恋い慕った徳大寺実定の姿を読み解きます。
第2回 6月 5日(火) 藤原邦綱の最期 ― 大福長者としての役割
詳細:平清盛に従い、大福長者と呼ばれた藤原邦綱の姿を作中に追い、その描かれ方を検討します。
第3回 6月19日(火) 藤原行隆の境遇 ― 治承三年の政変がもたらしたもの
詳細:治承三年の政変で大きな境遇の変化を体験することになった行隆の物語を読み進めます。
第4回 7月 3日(火) 妹尾太郎兼康の忠節 ― わが子を殺すこと
詳細:木曽義仲に一人当千の兵と賞された瀬尾兼康親子の討死のさまに光を当ててみましょう。
第5回 7月17日(火) 源義家の武名 ― 八幡殿の末裔たること
詳細:『平家物語』の内外に広がる源義家の武名を飾る逸話をいくつか選び、その特質をつかんでみましょう。
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000 年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013 年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |
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