学内講座コード:16B1501101
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
心で感じる名画 楽しい美術鑑賞の手引き
申し込み締切:
2016年10月11日 (火) 23:30
開催日時:
10月13日(木)、10月27日(木)、11月17日(木)、12月 8日(木)、12月15日(木)/10:00~12:00
入学金:
-
受講料:
16,000円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
13000(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
絵画は、目で見る芸術ですが、優れた作品は、私たちの視覚以外の感覚を呼び起こしたり刺激したりします。あたたかい雰囲気が伝わり、素敵な音楽が聞こえてくる、またおいしそうな香りがする絵画など、画家たちは五感に訴える作品をカンバスと絵の具だけで表現しています。また、喜び、悲しみといった心の情景を描いた作品も数多くあります。それらが、どのように描かれているのか、どのような社会背景から誕生したのか、西洋美術や日本美術の作品などを挙げながら、心で感じる美術鑑賞を身につけていきましょう。
【特色】
視覚以外の感覚を働かせて、楽しく鑑賞を学びます。音や香り、味を想像させてくれる作品の鑑賞の仕方を解説すると同時に、制作の歴史的背景や美術史上の解釈、作家の生涯についても詳しくお伝えします。この講座を受講することで、文字情報だけに頼らない、新しい鑑賞方法を体験してください。講座で取り上げる内容をまとめた資料を配布します。美術館などに持ち歩くことのできるコンパクトなサイズです。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(木) 音が聴こえる絵画――ヨルダーンスの「大騒ぎ」、ルノワールの「賑わい」、ゴッホの「麦畑」、カンディンスキーの「音楽」、歌麿の「ビードロ」、萬鉄五郎の「近代化の音」など。
第2回10月27日(木) 味覚や香りを伝える絵画――アブラハム・ファン・ベイエレンの「ごちそう」、シャルダンの「貧しい食事」、ドガの「安酒」、モネの「水と花」、若冲の「梅花」、高橋由一の「鮭」など。
第3回11月17日(木) 触感や動きを感じる絵画――カバネルの「肌」、ドローネーの「プリズム」、ターナーの「空」、スーラの「サーカス」、国芳の「猫」、栖鳳の「ライオン」、福田平八郎の「波」など。
第4回12月 8日(木) 温度を描いた絵画――ルーベンスの「子供」、ターナーの「火事」、ホッパーの「人工灯と陽光」、応挙の「雪」、速水御舟の「炎」、黒田清輝の「夕涼み」など。
第5回12月15日(木) もう一つの感覚・心――シモーネ・マルティーニの「とまどい」、シャガールの「ノスタルジー」、ミロの「超現実」、ロスコの「不安」、等伯の「孤独」、松本俊介の「意思」など。
【教材】
配布レジュメ
名前 | 中村 宏美 |
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肩書き | 美術Academy&School専任講師&アートナビゲーター |
プロフィール | 京都造形芸術大学 芸術学部卒業後、美術検定1 級取得。現在、講師やアートナビゲーターとして活動。美術史関連の講義を担当するとともに、国立西洋美術館やオペラシティ・アートギャラリーでの作品解説をはじめ、定期的に東京近郊の美術館にて作品解説を行う。また、東京メトロポリタンテレビジョンでの「美術館へ行こう」のコーナーで展覧会紹介、ファッション専門紙である繊研新聞での美術コラムなど、マスコミでの美術案内を継続中。ファッションの仕事にも従事する関係で、ファッションから紐解く美術鑑賞にも挑戦している |
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