学内講座コード:23A1606300
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
シネマ・パラダイス【対面講座】 シナリオと演出から名作を"解剖"する
申し込み締切:
2023年07月28日 (金) 23:30
開催日時:
8月 1日(火)、 8月 8日(火)、 8月22日(火)、 8月29日(火)、 9月 5日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
50名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
映画はシナリオという設計図によって作られます。その良し悪しが作品の出来を決めます。シナリオには何が、どのように書いてあるのでしょうか。講座で実物を見てみましょう。そして監督による演出。演出という言葉はよく見聞きしますが、実際にはどんなことをするのでしょうか。撮影現場や具体的な映像で演出の一端を理解します。
続いて主役と脇役の観点から映画を考えます。ドラマは主役だけでは成り立ちません。準主役、脇役が生きていればこそ、映画に膨らみが出ます。悪役には悪役なりの魅力が必要です。次は、映画史上の名シーンをプレイバック。なぜ名シーンになり得たのでしょうか。それは映画ならではの表現の極致です。最終回は映画史上に残る名言からクスッと笑え、ピリリと辛い小ネタまで、とっておきのせりふをたっぷり味わいます。全5回。内容に則した名作の一部をビデオ鑑賞しながらの講座です。
※鑑賞作品は変更する場合があります。
【講座スケジュール】
第1回 8月 1日(火) シナリオはどんな姿をしているか
詳細:せりふとト書き、人物のキャラクターを作る、説明と描写の違い、伏線の張り方、鑑賞作品=「野良犬」「十二人の怒れる男」「切腹」「二百三高地」「超高速! 参勤交代」ほか
第2回 8月 8日(火) 演出とは何か
詳細:監督は天皇である、演技指導から撮影・衣装・小道具まで、“ 小津の魔法使い”とは、鑑賞作品=「翼よ! あれが巴里の灯だ」「必死の逃亡者」「飢餓海峡」「用心棒」「早春」ほか
第3回 8月22日(火) 主役と脇役
詳細:主役と敵役の位置、「言い分」の大切さ、深作欣二の演出、鑑賞作品=「生きる」「椿三十郎」「夜の大捜査線」「仁義なき戦い」「キッズ・リターン」ほか
第4回 8月29日(火) 映画史上の名シーン
詳細:映画ならではの表現、光と影、時空を超える、鑑賞作品=「第三の男」「アラビアのロレンス」「2001 年宇宙の旅」「また逢う日まで」「太陽がいっぱい」ほか
第5回 9月 5日(火) 古今の名せりふ
詳細:チャップリンから「万引き家族」「ケイコ目を澄ませて」まで、大ネタと小ネタ、鑑賞作品=「カサブランカ」「荒野の決闘」「幸福の黄色いハンカチ」「天上の花」ほか
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
名前 | 服部 宏 |
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肩書き | 映画評論家 |
プロフィール | 1944年横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。1969年神奈川新聞入社。1999年~2002年編集局文化部長。主要著書に『シネマ・パラダイス』(神奈川新聞社)、『横浜と映画』(編著、横浜学連絡会議)、『トーマス栗原―日本映画の革命児』(夢工房)。オリジナル脚本『無人島戦記』で第5回城戸賞準入選。 |
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