学内講座コード:20A1607700
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
歌舞伎への招待 丸本歌舞伎名作「菅原伝授手習鑑」鑑賞
申し込み締切:
2020年04月10日 (金) 23:30
開催日時:
4月24日(金)、 5月 8日(金)、 5月22日(金)、 6月 5日(金)、 6月19日(金)、 7月 3日(金)、 7月17日(金)、10月 2日(金)、10月16日(金)、10月30日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
15,500円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
13900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
「菅原伝授手習鑑」・「義経千本桜」・「仮名手本忠臣蔵」はもともと人形浄瑠璃(文楽)として書かれました。その後歌舞伎に移されて、三大丸本歌舞伎と呼ばれて、歌舞伎役者の最も重要のレパートリーとなっています。歴代の名優が残した型・演出、芸談・口伝を読み解くことで、歌舞伎の芸の奥深さが学べると共に、当時の江戸の民衆がどんなことを感じながら生活してきたかも知ることができます。三大丸本が分かれば、歌舞伎がますます面白くなります。
そこで今回は三大丸本を順次取り上げることにして、まずは第1作「菅原伝授手習鑑」に取り組みます。時代は平安中期、現在は学問の神様として知られる右大臣・菅原道真公が突如左遷されて筑紫大宰府に流された有名な史実を背景としており、これに絡めて三つ子の兄弟たちが活躍する起伏ある物語です。舞台映像も交えて、歌舞伎のちょっと深い見方をお話しします。8・9月はお休みにして、後半の10月は補足的に丸本歌舞伎全般についてお話をいたします。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(金) 丸本歌舞伎とは
第2回 5月 8日(金) 菅原道真と御霊信仰
第3回 5月22日(金) 「菅原伝授手習鑑」全体の構成
第4回 6月 5日(金) 「筆法伝授」と「道明寺」~丞相名残り
第5回 6月19日(金) 「車引」~歌舞伎の荒事化
第6回 7月 3日(金) 「佐多村(賀の祝)」~桜丸の死
第7回 7月17日(金) 「寺子屋」~身替わり物の論理
第8回10月 2日(金) 人形浄瑠璃と歌舞伎
第9回10月16日(金) 歌舞伎の時代物と世話物
第10回10月30日(金) 丸本歌舞伎のいろいろ
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 山本 吉之助 |
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肩書き | 歌舞伎評論家 |
プロフィール | 1957年兵庫県神戸市生まれ。観劇歴四十数年。会社勤めの傍ら、伝統芸能、主として歌舞伎の研究・評論活動に従事し、歌舞伎講座を長年主催してきた。著書に『十八代目中村勘三郎の芸』。『女形の美学~たおやめぶりの戦略』、『武智鉄二 歌舞伎素人講釈』(編著)(以上アルファベータ・ブックス) |
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