学内講座コード:15B1611901
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
江戸のコミック・マンガ黄表紙を読む 武家作者と町人作者
申し込み締切:
2015年11月05日 (木) 23:30
開催日時:
11月 6日(金)、11月13日(金)、11月20日(金)、12月 4日(金)、12月11日(金)、12月18日(金)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
9,500円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
江戸時代後期に近い、安永・天明・寛政・文化年間(1772 ~ 1817)に活躍し、江戸の戯作界をリードした武家作者と町人作者の黄表紙を中心に読み、大人のコミック・マンガとして面白味を読み解いて、江戸の当時の社会風潮や遊所での遊びの世界を見てゆく。そこには政治や経済政策、遊郭における遊びの実情などがふんだんに含まれているため、最も江戸が輝いていた時代の経済全般と社会風俗が映し出されている。黄表紙の原文を楽しく読み解きながら、戯作者たちの黄表紙と江戸時代の文学史の流れも概観する。
【講座スケジュール】
第1回11月 6日(金) 黄表紙の嚆矢『金々先生栄花夢』以下の作品を読む
詳細:武家作者と町人作者の比較。
第2回11月13日(金) 江戸の出版ジャーナリズム
詳細:黄表紙と江戸の出版界の動向を作品から読み解く。
第3回11月20日(金) 黄表紙が描く吉原風俗を読む
詳細:江戸っ子が愛読した黄表紙が描いた吉原風俗。
第4回12月 4日(金) 寛政の改革という政治のあとの黄表紙界
詳細:田沼時代と寛政の改革以後の黄表紙を紹介。
第5回12月11日(金) 黄表紙の新人作者たち
詳細:山東京伝を目標に追随した作者たち。
第6回12月18日(金) 敵討物黄表紙を読む
詳細:黄表紙の敵討物がもたらしたものを考える。
名前 | 棚橋 正博 |
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肩書き | 早稲田大学大学院講師 |
プロフィール | 秋田県生まれ。早稲田大学大学院修了。文学博士(早稲田大学)。著書に『江戸マンガ 人魚なめ』『捏造されたヒーロー遠山金四郎』『新編日本古典文学全集 黄表紙・川柳・狂歌』(以上、小学館)、『山東京伝の黄表紙を読む――江戸の経済と社会風俗』『山東京伝全集』(ぺりかん社)、『江戸のくらし風俗大事典』(柏書房)、『江戸の戯作絵本――黄表紙』(社会思想社)、『笑いの戯作者十返舎一九』(新典社)、『江戸の道楽』(講談社)、『江戸に花開いた「戯作」文学』(NHK 出版)。 |
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