学内講座コード:16270038
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス (東京都) ]
講座名:
【帝京平成大学連携講座】植物から『銀河鉄道の夜』の謎を読み解く 「三角標」、「天気輪の柱」、「蠍の火」などの言葉に隠されている意味を明らかにする
申し込み締切:
2017年02月17日 (金) 23:30
開催日時:
2月25日(土)、 3月 4日(土)、 3月11日(土)/15:00~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
40名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
比喩の文学である『銀河鉄道の夜』は、「三角標」、「天気輪の柱」、「蠍の火」などのたくさんの造語が使われていて難解ですが、それらが逆に読者を魅了し、幻想的な世界に導いていく「道しるべ」になっていることも確かです。この物語には「烏瓜」、「アスパラガス」、「すすき」、「河原なでしこ」、「楊」、「くるみ」、「苹果」など30種の植物が登場しますが、単なる風景描写として配置されているのではありません。これらの植物が登場する理由を丁寧に読み解くことで、読者を魅了する、あるいは悩ます「三角標」、「天気輪の柱」、「ケンタウルス、露をふらせ」などの言葉に隠された意味を明らかにしていきます。本講座は、物語に登場する植物を「天上(=死後の世界)の植物」、「地上の植物」、「異界の入口の植物」に分けて解説していきます。
【特記事項】
■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■受講料は、事前にお支払が必要です。
■会場:明治大学 中野キャンパス
※中野キャンパスは、JR「中野」徒歩8分。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2月25日(土) 天上(死後の世界)の植物を読み解く
俗なる植物(すすき)と聖なる植物(楊、唐檜、くるみ)、黄金と紅で彩られた苹果
第2回 3月 4日(土) 地上の植物を読み解く
檜とひば、電気会社とプラタヌス、星空に浮かぶポプラ、家の前のケールとアスパラガス
第3回 3月11日(土) 異界の入口の植物を読み解く
烏瓜の明かり、松、楢とゴシック廻廊、つりがねさうと十字架、野ぎく、桜の木
名前 | 石井 竹夫 |
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肩書き | 帝京平成大学薬学部 准教授 |
プロフィール | 1976年千葉大学大学院薬学研究科修了。医学博士。獨協医科大学(薬理)、テルモ(株)研究開発センターを経て2009年より現職。著書に『大磯の薬用植物』(2005年)、『大磯・四季の花』(2006年)。 |
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