学内講座コード:20A1604800
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
藤原道長の栄華の物語 『栄花物語』に見る道長政権の成立
申し込み締切:
2020年05月28日 (木) 23:30
開催日時:
6月11日(木)、 6月18日(木)、 6月25日(木)、 7月 2日(木)、 7月 9日(木)、 7月16日(木)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
9,500円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
歴史物語(れきしものがたり)として知られる『栄花物語(えいがものがたり)』ですが、この作品のタイトルに言う「栄花(栄華)」とは、もちろん、かの藤原道長の栄華です。平安時代中期、彼は、三人の娘たちを同時に太皇太后・皇太后・中宮に立てて、しかも、息子を摂政にするという、とんでもない偉業を達成して、前代未聞の権力を手にします。そして、そんな道長について、どうやって栄華を手にしたか、どのように栄華を楽しんだか、どれだけの栄華を子孫に伝えたか、そういったことを物語風に描いたのが、『栄華物語』という歴史物語なのです。
そこで、この講座では、全四十巻の『栄華物語』のうち、第一巻から第七巻までを紐解(ひもと)いて、道長政権はどのようにして誕生(たんじょう)したのか、道長がどのようにして栄華を把(つか)んだのか、といったあたりを見ていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 6月11日(木) 道長以前の藤原摂関家 巻第一~巻第三
第2回 6月18日(木) 雌伏(しふく)する道長 巻第三
第3回 6月25日(木) 道長の躍進(やくしん) 巻第四
第4回 7月 2日(木) 中関白家(なかのかんぱくけ) の没落(ぼつらく) 巻第五
第5回 7月 9日(木) 耀(かがや)く中宮(ちゅうぐう)彰子(あきこ) 巻第六
第6回 7月16日(木) 皇后(こうごう)定子(さだこ) の遺したもの 巻第七
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |
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