学内講座コード:16B1612601
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
短歌の第一歩 創作技法論
申し込み締切:
2016年09月21日 (水) 23:30
開催日時:
9月23日(金)、10月 7日(金)、10月21日(金)、11月 4日(金)、11月18日(金)、12月 2日(金)、12月16日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
30名
講座回数:
7回
講座区分:
後期
その他:
9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
人間の生きた息づかい、こころの底からの純粋なかがやき、そこに素肌が触れて何かしら高められていくような思い――たんなる気散じや気晴らしでなく――このような思いをわたしたちの胸に伝えてくれるものを求めて「芸術」と名づけますと、短歌は確かに芸術の一ジャンルであってきました。しかも、その詩形の小ささゆえに、日本語さえ知っていれば誰でも近づける、親しみやすい「芸術」の一つでもあってきたのです。このような意味での短歌を味わい、また創るために一歩一歩、学んでいきたいと思います。
さまざまな短歌がありますが、原点は、この世に生を与えられた者がその解きがたい意味をもとめてうたうというところにあるでしょう。今回は、放浪の歌人とも言われた山崎方代著『青じその花』をテキストとして、その知恵を読み取っていきたいと思います。
希望者は実作・鑑賞文を毎回提出していただいてけっこうです。
【講座スケジュール】
第1回 9月23日(金) 人間のうたをもとめて(1)方代の知恵
詳細:歌に出会う――松田さえこ『さるびあ街』
第2回10月 7日(金) 人間のうたをもとめて(2)方代の知恵
詳細:歌に出会う――寺山修司『空には本』
第3回10月21日(金) 人間のうたをもとめて(3)方代の知恵
詳細:歌に出会う――五味保義『一つ石』
第4回11月 4日(金) 人間のうたをもとめて(4)方代の知恵
詳細:歌に出会う――春日井健『未青年』
第5回11月18日(金) 人間のうたをもとめて(5)方代の知恵
詳細:歌に出会う――塚本邦雄『水銀傳説』
第6回12月 2日(金) 人間のうたをもとめて(6)方代の知恵
詳細:歌に出会う――岡井隆『土地よ、痛みを負え』
第7回12月16日(金) 人間のうたをもとめて(7)方代の知恵
詳細:歌に出会う――香川進『印度の門』
【教材】
※テキスト『増補改訂版 青じその花』(山崎方代著、かまくら春秋社)の購入(受講料には含まれません)については講座開始前にご案内します。
名前 | 阿木津 英 |
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肩書き | 歌人、日本女子大学・文教大学講師 |
プロフィール | 1950年福岡県生まれ。歌集『紫木蓮まで・風舌』『天の鴉片』『巌のちから』『黄鳥』など。評論集『イシュタルの林檎』『折口信夫の女歌論』(以上、五柳書院)、『二十一世紀短歌と女の歌』(學藝書林)、『方代を読む』(現代短歌社)、『短歌のジェンダー』(編著、本阿弥書店)など。現代歌人協会賞・短歌研究賞などを受賞。 |
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