【対面】古代日本と朝鮮渡来文化 【対面/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/】

【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、４世紀後半から５世紀初期以降の時期とされるが、古くは紀元前３世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人は、最初は近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。今学期の講座では、朝鮮半島と古代日本との関わりをめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。

【特記事項】
※本講座は対面型となります。

■申込締切日：9月30日（月）

■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。

■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。

■開講決定後、講座開講日７日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続（受講料の入金含む）が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。

【講義概要】
第1回 2024年10月10日(木) 『魏志』東夷伝の韓人と倭人
『魏志』東夷伝には夫餘・高句麗・東沃沮・邑婁・濊・韓・倭人の諸条があり、3世紀の韓・倭人について解説します。

第2回 2024年10月24日(木) 朝鮮半島の倭人の痕跡
朝鮮半島南部には、弥生系土器が確認されており、実際に倭人もしくは倭人系の人々が居住していたのかを考えます。

第3回 2024年11月07日(木) ４世紀の朝鮮と倭の関係史
倭が朝鮮半島南部に影響力を行使した歴史的経緯について、『日本書紀』朝鮮関係記事を中心に考察します。

第4回 2024年11月21日(木) 倭王権と高句麗との戦争
高句麗は新羅の王都や帯方地方で、倭・百済・任那などと戦火を交えて激しい戦争状態が続いたことを検討します。

第5回 2024年12月05日(木) ６世紀の倭系百済官僚の属性
6世紀の百済朝廷に派遣された倭系百済官僚の出自と役割を通して、百済と倭との政治・外交について検証します。

第6回 2024年12月19日(木) 古代山陰と朝鮮半島
山陰地方は北に広がる日本海に面しており、古代から朝鮮半島との国際交流が活発に行われていたことを考察します。

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。