学内講座コード:24221308
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
【ハイブリッド/対面】末法の経典「房山石経」と隋唐仏教社会 中国史における新発見文物講座5【対面/世界の文化・歴史/】
申し込み締切:
2024年09月30日 (月) 00:00
開催日時:
2024年10月10日(木)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
2,200円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
中国の首都北京から西南に70キロほど進んだ山中に掘られた9つの洞窟に、「房山(ぼうざん)石経」とよばれる石に刻んだ仏教経典(石経)が今も残されています。その数は大型の碑型で4千枚以上、刻まれたのは主に隋唐時代です。「末法」の時代が到来して仏法が無くなる。その危機感が人々を突き動かし、石の経典ができました。
房山石経ほどの規模と歳月を要した事業は他になく、その全容がわかるのは、21世紀になってからのこと。研究はいま緒に就いたところです。講座では、隋唐300年間において、この刻経事業がどう進められたのかを石経から改めてとらえ返すなかで、事業を支えた地域社会、人々の信仰や「巡礼」の行動などを見つめ、隋唐社会の生きた姿に踏み込みたいと考えています。
【特記事項】
※講座終了後に可能なかぎり質問を受け付ける時間を用意します。
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:9月30日(月)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
【講義概要】
第1回 2024年10月10日(木) 隋唐「房山石経」から読み解く時代の様相
近年全容が分ってきた石の仏教経典「房山石経」から、それに関わった社会の動きや人々の思いを理解し、隋唐時代史の新たな一面に迫ります。
【教材】
配付資料
【参考文献】
氣賀澤保規著『中国の歴史6 絢爛たる世界帝国 隋唐帝国』(講談社学術文庫, 2020年,1,485円(税込))
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 氣賀澤保規 |
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肩書き | 明治大学元教授 明大東アジア石刻文物研究所所長 (公財)東洋文庫研究員 博士(文学) |
プロフィール | 京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より2014年3月明治大学文学部教授。他に清華大学特聘教授など。専門は中国中世史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞)、『則天武后』(講談社学術文庫)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(同)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)、『雲南の歴史と文化とその風土』(明大人文研叢書)、『隋唐洛陽と東アジア』(法蔵館)、『現代語訳北斉書』(勉誠出版)、 『論集 隋唐仏教社会とその周辺』(汲古書院)など。 |
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