学内講座コード：24271201
この講座について質問する主催：
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名：
【対面】レクチャーコンサート ルイ14世時代の宮廷文化と音楽 ―エール・ド・クール、カンタータ、オペラ― 人文科学研究所連携講座、文学部・文学研究科共催 【特別企画（オープン講座）/芸術/世界の文化・歴史/その他/】
申し込み締切：
2024年10月04日 (金) 10:00
開催日時：
2024年10月5日（土）／14:30～16:10
入学金：
－
受講料：
0円
定員：
800名
講座回数：
1回
講座区分：
1回もの
その他：
補足：
－
【講座趣旨】
本講座では、ルイ14世時代のフランスの歌曲や歌劇に光をあて、この時代の宮廷文化を読み解いていきます。どのように歌われ、演奏されていたか、具体的に理解を深めるために、言葉による解説だけでなく、歌手と器楽奏者による実演を伴うレクチャー・コンサートの形式で行います。
文化的背景を踏まえたうえで、とくに「音楽と所作」の観点からこの時代の歌曲・歌劇の様相について解説しつつ、実演（コンサート）を行います。コンサートは三部構成で、まずは1570年代から1650年頃まで人気のあったエール・ド・クール（宮廷歌曲）より、ピエール・ゲドロン（Pierre Guédron 1570-1620)、ミシェル・ランベール（Michel Lambert 1610-1696) 、セバスチャン・ル・カミュ（Sébastien Le Camus 1610-1677) の作品を取り上げます。次に、独唱もしくは重唱と器楽の組み合わせから成る音楽作品（小オペラ）であるカンタータより、ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール（Michel Pignolet de Montéclair 1667-1737) の作品、最後にこの時代を代表する作曲家ジャン＝バティスト・リュリ（Jean-Baptiste Lully 1632-1687）のオペラ《アルミード》より、第五幕の実演を行います。本講座を通し、当時の宮廷文化、サロン文化における音楽の実情についても考えていきます。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■会場: 駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
■入場開始: 13:45～(予定)
■申込締切日：10月4日（金）10:00AM
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2024年10月05日(土) イントロダクション（文化的背景）、レクチャー「宮廷の音楽と所作」と実演（コンサート）
コンサートは、エール・ド・クール（宮廷歌曲）、フレンチ・カンタータ、オペラの一場面の三部構成で行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
| 名前 | 奥香織 |
|---|---|
| 肩書き | 明治大学文学部准教授 |
| プロフィール | ルーヴァン・カトリック大学DEA（舞台芸術学）、ソルボンヌ大学博士課程（フランス文学・文明）修了。専門はフランスの舞台芸術、劇文学、演劇美学、とくに17・18世紀演劇および古典の現代演出。近年は演劇と絵画の相関に注目して18世紀〜19世紀前半の舞台実践の研究を行う。共著にLes Lumières du théâtre. Avec Pierre Frantz（dir., R. Bret-Vitoz, M. Delon, S. Marchand, Classiques Garnier, 2022）、『パリ・オペラ座とグランド・オペラ』（丸本隆ほか編、森話社、2022）、『演劇と音楽』（森佳子ほか編、森話社、2020）など。 |
| 名前 | 原雅已 |
| 肩書き | 音楽監督、日本ヘンデル協会 |
| プロフィール | 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院独唱科修了。渡仏。オルレアン・コンセルヴァトワール、ジュネーヴ・コンセルヴァトワールを修了。 1998年日本ヘンデル協会設立よりバロック・ジェスチャーの講師を務め、協会の主催するオペラ公演の音楽監督として演出、指揮を務める。 北とぴあ国際音楽祭関連公演 「リナルド」(‘19)、神奈川県立音楽堂主催 「シッラ」（’20）、18世紀学会第42大会(‘20)でレクチャーコンサートを行う。 |
| 名前 | 小倉麻矢 |
| 肩書き | 歌手ソプラノ、日本ヘンデル協会 |
| プロフィール | フェリス女学院大学音楽学部声楽科卒。同大学研究所終了。ロンドン王立音楽大学にて演奏ディプロマ取得。声楽を波多野睦美、竹澤嘉明、ジェニファー・スミスの各氏に師事。帰国後はバロックアンサンブルなどで演奏活動を展開。ヘンデル協会オペラ公演ではヘンデル作曲「デイダミア」「フラーヴィオ」「トロメーオ」に出演。2019年ジョン・ダウランド作曲のリュートソングによる初のソロCD「流れよ私の涙」発売。日本ヘンデル協会会員。 |
| 名前 | 新田壮人 |
| 肩書き | 歌手カウンター・テナー、日本ヘンデル協会 |
| プロフィール | 国立音楽大学大学院修了。ミラノ市立クラウディオ・アッバード 音楽院、キジャーナ音楽院のバロック声楽科で研鑽を積む。第28回ザンドナイ国際オペラコンクール第2位。ミラノ音楽祭にてソリストを務め、ヴェルディ交響楽団La Verdiと共演。その他、古楽アンサンブルグループ「アントネッロ」「エクスノーヴォ」「日本ヘンデル協会」主催の公演に出演するなど、日欧で数多くの舞台を経験。日本ヘンデル協会会員。 |
| 名前 | 望月忠親 |
| 肩書き | 歌手バス・バリトン、日本ヘンデル協会 |
| プロフィール | 明治大学文学部文学科卒業。東京藝術大学音楽部古楽科別科バロック声楽修了。バロック声楽を野々下由香里、鈴木美登里、上杉清仁、各氏に師事。バロック音楽の歌唱法を根本卓也氏に師事。これまでモンテヴェルディの歌劇『オルフェオ』にてタイトルロール、バッハのヨハネ受難曲のイエス役、マタイ受難曲、ベートーヴェンの第九やヘンデルのメサイアのソリスト等も務める。現在では古楽のみならず日本の合唱曲や歌謡曲等も演奏する機会が多くなり、活動の範囲を広げている。日本ヘンデル協会会員。 |
| 名前 | 三輪真樹 |
| 肩書き | ヴァイオリン奏者 |
| プロフィール | 東京藝術大学卒業。ヴァイオリンを恵藤久美子、海野義雄、原田幸一郎の各氏に師事。ザルツブルグ講習会で室内楽をJ.フルニエ氏に師事。トロンハイム古楽講習会でバロック・ヴァイオリンをC.マッキントッシュ氏に師事。「古典四重奏団」ヴィオラ奏者として、村松賞、文化庁芸術祭演奏部門大賞、同CD部門大賞、同演奏部門優秀賞、ENEOS音楽賞（旧モービル音楽賞）奨励賞、ミュージック・ペンクラブ音楽賞、レコードアカデミー大賞各賞受賞。 |
| 名前 | 鍋谷里香 |
| 肩書き | ヴァイオリン奏者 |
| プロフィール | 東京藝術大学卒業。ウィーン市立音楽院をヴァイオリン科、室内楽科共に最優秀賞を得て修了。帰国後は、東京宝塚劇場オーケストラにてコンサートミストレスを務め、現在は室内楽を中心に活躍。バロックヴァイオリン奏者としては宗教曲などの演奏会に多々出演し幅広い音楽活動を行なっている。後進の指導にもあたる。「アンサンブル・バロック・レジーナ」「Ludas Quartett」「カルテット・シンポシオン」「トリオ・ミリュー」メンバー。 |
| 名前 | 橋爪香織 |
| 肩書き | ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会 |
| プロフィール | 国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ･ダ･ガンバを神戸愉樹美氏に師事。「神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団」メンバーとして、国内はもとより欧米各地で演奏会、CD録音、テレビ、ラジオ、公開講座、多種のイベント出演など幅広く活動。レパートリーは古典から現代、ポピュラーまで多岐にわたる。また、Ph.ピエルロ氏、P.パンドルフォ氏らの指導を受け、独奏者、通奏低音奏者としても活動。よみうり文化センター横浜、東京古典楽器センター講師。 |
| 名前 | 伊藤明子 |
| 肩書き | チェンバロ奏者、日本ヘンデル協会 |
| プロフィール | 武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。故荘良江、山崎冬樹、井上二葉の各氏に師事。現在、歌曲の伴奏、様々な合唱団のピアニストを務める。またチェンバロ、通奏低音奏法を岡田龍之介、渡邊順生、故D.ヘルマン、桒形亜樹子の各氏に師事。バッハ等の宗教曲、ヘンデル協会ジェスチャー付オペラ公演『リナルド』『セルセ』『アグリッピーナ』他多数、最近では『トロメーオ』の通奏低音を担当。日本ヘンデル協会、日本フォーレ協会会員。 |
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