学内講座コード:24212104
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】日本版IR(統合型リゾート):現状と課題、そのあるべき姿【共催講座】 IR推進の政策と実務、現状と課題の解説【公共政策・公共経営/ビジネス/スタートアップ/Zoom/60分】
申し込み締切:
2024年10月14日 (月) 00:00
開催日時:
2024年10月22日(火)~2024年11月19日(火)/19:30~20:30
入学金:
-
受講料:
1,500円
定員:
100名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
【概 要】
IR(統合型リゾート)とはカジノやホテル・MICE施設等を含む複合観光施設で、2016年のIR推進法、2018年のIR整備法に基づき、制度的枠組みが固まり、2023年4月に政府により区域整備計画申請受付が始まり、2024年に大阪府市提案が認定され、同時に申請した長崎県は不認定となった。大阪府市の案件は2030年開業予定で粛々と整備計画が進行しつつある。IRはなぜ考えられ、なぜこれが必要なのか、その政策、制度、実践の在り方の現状と課題を三回の講義で解説し、後半は特別講義として政策立案に参加した元政府高官、元観光庁長官、政府審議会委員による政策と実践の在り方に関するパネル討論、最後に否定的事象となるギャンブル依存症への政策的対応と実践の在り方に関し、政府政策立案者、自治体顧問を務める専門的医師、政府審議会委員によるパネル討論を実施します。
【紹介動画】
URL準備中
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※第4回(11月12日)と第5回(11月19日)のみ、オンライン・対面形式のハイブリッド型にて実施いたします。ご自宅からのオンライン受講も、大学教室での対面受講もどちらも可能です。
会場: 駿河台キャンパス アカデミーコモン11階教室アクセスマップ
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2024年10月22日(火) 日本版IR(統合型リゾート)の現況と課題/諸外国のIRの最新動向と日本との差異
・IRの現状と見えてきた課題~成功(大阪)と失敗(長崎、和歌山、横浜)の要因、第二フェーズの可能性?あるべき日本版IRの姿~
・諸外国IRの最新動向日本との差異(制度と実践の在り方)新たな市場趨勢
第2回 2024年10月29日(火) 日本版IRの制度・規制/ 制度と規制の特色と実務上の課題
・IRの制度・規制(概要、現状)
・制度・規制の特色、実務上の課題
第3回 2024年11月05日(火) 日本版IRの経済性・特徴・市場性/運営実務者の組織作りとカジノビジネス運営の在り方やMICE等の集客施設の集客戦略
・IRのビジネスモデル、特徴、市場性、経済性
・IRの運営と実践(組織/運営の在り方、カジノ/MICE等集客戦略
第4回 2024年11月12日(火) 【パネル形式:特別講義】 「日本版IR:政策と実践の在り方~政策としてのIRの意義・価値、その実勢と課題」
政策としてのIRは実践でうまくいったのか、何が課題として残ったのか、今後どうあるべきなのか等我が国のIR政策を軸に、政府、主務官庁、政府審議会の元中心人物がパネル方式で過去、現在、将来を議論する
第5回 2024年11月19日(火) 【パネル形式:特別講義】 「賭博の否定的側面(ギャンブル依存症)の実態、日本の現状、諸外国での対応策とその実践、日本の課題」
メジャーリーグの日本人通訳による事案は賭博依存症に関するマスコミ報道の頻度を高めたが,危険を煽ることに終始し、対応策の議論は無い。日本や諸外国の政策や対応の実態、あるべき施策や対応策の在り方や我が国の課題、あるべき方向性等を元政府政策者、依存症専門医師・自治体顧問及びIR専門家がパネル方式で議論する
【講座をお薦めする方】
特別講義として、日本版IR(統合型リゾート)の政策立案に参画された専門家が、主要テーマについてパネル形式で分かり易く討論を展開する事から、幅広いお立場の方々に受講可能な講義です、お気軽にご参加下さい(パネル形式はハイブリッド開講予定)
◆継続受講者向けメッセージ
今までに無い、パネル形式の特別講義を2コマ企画しており、①日本版IR政策と実践の在り方②否定的事象となるギャンブル依存症への政策対応と実践の在り方について、いずれも、元政府高官、元観光庁長官、政府審議委員、ギャンブル依存症専門ドクター等がパネラーとなり討論を展開致します。特に、ギャンブル依存症問題は、昨今、海外で発生し世界に激震が走った否定的事象も例に取り、討論を交わして参ります。
【ガイダンス・デモレッスン】
◆非営利活動法人ゲーミング法制協議会については、以下よりご覧ください。
※外部サイトへ遷移します。
【教材】
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
※資料については、各回講師の方針により、講義中の閲覧のみで、受講生の皆様にご提供できない場合がございますのでご了承ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 中林真理子 |
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肩書き | 明治大学商学部教授・商学部長 |
プロフィール | 東京都生まれ。明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。専門は保険学、リスクマネジメント。前日本保険学会理事長。主な論著は『リスクマネジメントと企業倫理―パーソナルハザードをめぐって―』(千倉書房)などがある。 |
名前 | 美原 融 |
肩書き | NPO法人ゲーミング法制協議会理事長、株式会社美原融事務所代表取締役 |
プロフィール | 1973年 一橋大学経済学部卒業。三井物産株式会社、三井物産戦略研究所、大阪商業大学・大学院大教授、東洋大学大学院公民連携専攻客員教授を経て現職。 1999年~2006年 内閣府民間資金等活用事業推進委員会専門委員(PFI法立法支援・実践ガイドライン等策定) 2004年~2006年 内閣府規制改革民間開放推進会議専門委員(市場化テスト法立法政策策定等支援) 2017年~現在 内閣官房特定複合観光施設区域整備推進会議・委員(IR実施法立法政策策定等支援) |
名前 | 大嶋 正道 |
肩書き | 片岡総合法律事務所 パートナー弁護士 |
プロフィール | 中央大学法学部法律学科1999年卒業、2000年弁護士登録、2001年片岡総合法律事務所入所、2009年から同事務所パートナー弁護士。 金融法務を専門とし、国内PFI・PPP、各種プロジェクトファイナンス、不動産ファイナンス、ストラクチャードファイナンス案件を多数手がける。特定非営利活動法人ゲーミング法制協議会の理事として、IR法制の研究・セミナーの開催、内閣官房IR推進室との意見交換会、海外IR事業者に係るリスク管理手法の調査等に関与。 |
名前 | 龍田聡 |
肩書き | IRビジネス コンサルタント |
プロフィール | 監査法人にて会計監査及びDD、コンサルティングファームにて戦略・M&Aアドバイザリー業務を経験後、エンタテインメント企業にて中期経営計画・グループ組織再編・M&A・新規事業立ち上げなどの多岐にわたるプロジェクトをリード。 日本におけるIRビジネスの立ち上げや参入に関する国・地方自治体、民間企業への支援を多数実施。 公認会計士 |
名前 | 井手憲文 |
肩書き | 一般社団法人 日本観光・IR事業研究機構 副理事長、株式会社安井建築設計事務所理事(プロジェクトマネジメント領域・国際領域担当) |
プロフィール | 2012年4月 観光庁長官 2014年5月 日本通運株式会社執行役員、常務執行役員(海外事業担当) 2019年6月 成田空港高速鉄道株式会社代表取締役社長 長らく海外では米国、シンガポール、マカオ等でIR関係者と関わってきた。また、日本でIR導入の議論が始まるかなり前から米国駐在中に米国、欧州駐在中に欧州でのIR等をユーザーの立場で多く体験している。 |
名前 | 中川真 |
肩書き | 合同会社 Office WiLL DO 代表社員 |
プロフィール | 1983年大蔵省(当時)入省後、主に主計局にて予算編成を担当。別途、国際通貨基金(IMF)、世界銀行及び経済協力開発機構(OECD)で国際機関職員としても10年以上勤務。 2014年から2020年まで、内閣官房でカジノを含む日本型統合リゾート(IR)に関連する法制度の整備を担当。ギャンブル等依存症対策の強化やカジノ管理委員会の設立も担当。 2020年3月から2024年11月まで、特命全権大使として中東欧のスロバキアに赴任した。 |
名前 | 河本 泰信 |
肩書き | 医療法人正心会よしの病院 院長 |
プロフィール | 1960年に岡山県で出生。岡山大学医学部卒業。2013年より国立病院機構久里浜医療センターのギャンブル障害部門責任者、2017年より医療法人正心会よしの病院 副院長。2023年7月より院長。一方、2018年より公立諏訪東京理科大学 客員教授として、ギャンブルおよびゲーム依存問題に取り組んでいる。また、ギャンブル等依存症対策アドバイザー(大阪府市)や一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センターの顧問を委嘱されている。 |
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