学内講座コード:2431Z010
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
ミノタウロスはいたのか? ~美術史・考古学で読み解くギリシア神話の舞台~
申し込み締切:
2024年11月10日 (日) 23:30
開催日時:
2024年11月20日(水)~2024年11月20日(水)/18:30~20:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
ギリシア神話と美術史・考古学
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。
“一度入れば二度と出てこられない迷宮(ラビリンス)には、牛頭人身の人喰い怪物ミノタウロスが住んでいる”…こんなお話、聞いたことはありませんか?少なくとも、「迷宮(ラビリンス)」や「ミノタウロス」は多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。これらはギリシア神話のアテナイの英雄、テセウスによる冒険物語の1つに登場します。
では、こうしたギリシア神話は古代ギリシアの人々の想像による物語なのでしょうか?古代ギリシア神話が作られた背景には、そのモデルとなった、より歴史的に古い時代に繰り広げられた文化・文明がありました。それが、青銅器時代のギリシアで起こったエーゲ文明です。
ギリシア最南端に位置するクレタ島には、神話の怪物ミノタウロスが住まう迷宮のモデル、クノッソス宮殿が今なお姿をとどめ、迷路のような複雑な姿をみることができます。また、宮殿やその周辺からはミノタウロスを思い浮かべるような「牛」を表す作品がたくさん出土しています。
本講座では迷宮のモデルであるクノッソス宮殿遺跡と、さまざまな美術作品を通しミノタウロス伝説が生まれた背景を探ります。
【講座スケジュール】
第1回 2024年11月20日(水)
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小石絵美 |
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肩書き | 東京都⽴⼤学 ⼤学教育センター 准教授 |
プロフィール | ギリシア共和国・ドイツ連邦共和国におよそ6年の⻑期留学を経てアテネ大学大学院博⼠課程修了、同大よりPh.D.取得。 2019〜2022年⽇本学術振興会(筑波大学)特別研究員PDを経て2023年から現職。 早稲⽥大学と東京理科大学の非常勤講師も兼務。 狭義の専門は⻘銅器時代のギリシア美術史考古学、なかでもエーゲ美術史考古学だが、⻄洋美術史全体を広く視野に⼊れている。 2007年より⽇本における古代ギリシア、パルテノン神殿に関する共同研究調査、「パルテノン・プロジェクト・ジャパン」に参加。 |
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