学内講座コード:2431T011
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
東京まちづくり物語:近代編
申し込み締切:
2024年11月20日 (水) 23:30
開催日時:
2024年11月30日(土)~2024年12月14日(土)/14:00~15:30
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
春期・夏期に二回にわたり『江戸まちづくり物語』と題して、インフラ整備、防災と治安、観光や文化(浮世絵、落語など)を、徳川家康、関東郡代の伊奈一族、大岡忠相、そして庶民の人々を中心として「物語」の形で述べてきました。今回は江戸を「東京」と改称してからの明治・大正期における「まちづくり」の歴史を、同じ方針で、お話ししていきます。
なお、江戸とは一区切りしており、第一回で江戸時代のおさらいもしますので、今回からの参加でも、何ら支障はない様、進める所存です。
【講座スケジュール】
第1回 2024年11月30日(土) 「都市の鹿鳴館」
近代化を国是とした新政府は、江戸を東京と改称して事実上の首都とし、西欧体験のある井上馨、渋沢栄一らによって、銀座や霞が関の西洋風まちづくりが開始されます。
第2回 2024年12月07日(土) 「市区改正と東京駅」
井上失脚後、政府は道路中心の市区改正を推進し、市電の開通により、東京は江戸以来の範囲から大きく拡大します。そんななか、完成したのが全国鉄道網の中心である赤レンガの東京駅(辰野金吾設計)でした。
第3回 2024年12月14日(土) 「関東大震災と帝都復興事業」
江戸を襲い続けた地震と火災は、東京になってからも例外ではありませんでした。大正デモクラシーの時代、内務大臣後藤新平は、自分が東京市長だった二年前に練り上げた改造計画に基づき、関東大震災の復興に着手。事業は後藤の失脚後も継続され、区画整理、隅田川の諸橋、同潤会アパート等の成果をあげます。
◆次回の冬期は『東京まちづくり物語:現代編』として、戦災復興、東京オリンピック1960、そして21世紀の展望を取り上げる予定です。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 東秀紀 |
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肩書き | 前東京都立大学 特任教授 |
プロフィール | 作家。日本文藝家協会会員。 早稲田大学理工学部建築学科卒業。ロンドン大学建築学部大学院修了。1994年『鹿鳴館の肖像』で歴史文学賞を受賞。『東京駅の建築家:辰野金吾伝』『ヒトラーの建築家』など江戸・東京の建築やまちづくりに関する著作を発表し、2001年日本建築学会文化賞。NHK-BS『英雄たちの選択』等に出演 |
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