学内講座コード:2431F001
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
〈わたし〉と〈他者〉と自由 ――サルトル『存在と無』第三部を中心に
申し込み締切:
2024年09月27日 (金) 23:30
開催日時:
2024年10月7日(月)~2024年11月25日(月)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
ジャン=ポール・サルトル(1905-1980)は、第二次世界大戦前後の時代と深く結びつき、「実存」について思考した哲学者として知られています。サルトルの問題は、「私はいかにして自由な実存者たりうるのか」というものでした。
この授業では、大著『存在と無』(1943)の第三部後半と第四部の第1章に注目し、この問題について考えていきたいと思います。難解で知られるこの書物の手引きとしては、熊野純彦『サルトル――全世界を獲得するために』(講談社選書メチエ、2022年)を用います。
【講座スケジュール】
第1回 2024年10月07日(月) 導⼊:サルトルとともに⽣きた⼈、サルトルに反応した⼈
第2回 2024年10月21日(月) 他⼈に対する私の身体――対他存在(1)
第3回 2024年11月11日(月) 「ともにあること」と「われわれ」――対他存在(2)
第4回 2024年11月25日(月) ⾏動の最初の条件は自由である
※この講座は、2024年度春学期講座の続きに当たりますが、初めての方も安心して受講できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 佐藤香織 |
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肩書き | 東京都立大学 人文社会学部 非常勤講師 |
プロフィール | 専門分野はフランス現代哲学。2003年文学修士(東京大学)。2013年哲学博士(パリ西大学ナンテール校(旧パリ第10大学))。共著『戦うことに意味はあるのか--倫理学的横断の営み』(弘前大学出版会、横地徳広、持田睦編著、2017年)など。 |
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