学内講座コード:2431G003
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】日本は死因不明社会? 画像診断を用いた死因究明が社会を変える
申し込み締切:
2024年09月28日 (土) 23:30
開催日時:
2024年10月8日(火)~2024年10月15日(火)/14:30~16:00
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
15名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
日本は少子高齢化社会から多死社会に突入し、虐待や孤独死が社会問題となっています。正確な死因究明を行うために解剖が必要となりますが、日本の解剖率は先進国最下位の水準です。作家の海堂尊氏はこうした状況を‟死因不明社会”と表現しており、この状況を解決するために死因究明にCTやMRIなどの画像診断を用いる死亡時画像診断(Autopsy imaging:Ai)を提唱しました(人工知能のAIと異なりアイが小文字)。その後、Aiは急速に普及し、死因究明向上に貢献しています。
本講座では、欧米諸国と日本の死因究明制度の違いを述べ、医療現場で実施されているAiの実際をお伝えします。
【講座スケジュール】
第1回 2024年10月08日(火) 日本の死因究明制度とAi
日本と欧⽶諸国の死因究明制度の違いとそれに起因する社会問断を述べます。また日本国内の死因究明制度や、死因究明の⼿段として普及しつつあるAiの地域格差と問題点についても解説します。
第2回 2024年10月15日(火) Aiを用いた死因究明の実際と今後の発展
Aiを用いた死因究明の利点や抱えている問題について述べます。実際の撮影の様子や画像を用いて、実施体制や画像所⾒を解説し、撮影者である診療放射線技師の活動なども紹介します。
※講座のスライド中に解剖画像などが表示されます。直前にお知らせしますが、ご了承下さい。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小林智哉 |
---|---|
肩書き | 東北大学大学院 医学系研究科画像診断学分野 助教、東京都立大学大学院 非常勤講師 |
プロフィール | 平成11年 京都医療技術短期大学 診療放射線技術学科 卒業 平成12年 国保成東病院 入職 平成14年 医療法人積仁会 島田総合病院 入職 平成18年 財団法人 筑波メディカルセンター病院 入職 平成26年 茨城県立医療大学大学院 保健医療科学研究科 博士後期課程 卒業 令和2年9月~ 茨城県立医療大学 保健学部 放射線技術科学科 助教 令和4年4月~ 現職 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.