学内講座コード:B102
この講座について質問する主催:
上智大学 [ 上智大学 オンラインキャンパス (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】難民問題と国際政治-歴史と現在-
申し込み締切:
2024年09月20日 (金) 00:00
開催日時:
第1回:10/3(木)
第2回:10/17(木)
第3回:10/31(木)
第4回:11/14(木)
17:30~19:00
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
200名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
本学関係者は10,000円(割引対象については申込サイトをご確認ください)
補足:
-
本講義では、難民問題をめぐる国際政治を、過去と現在に焦点を当てながら明らかにしていきます。難民問題は16世紀から生じたと言われていますが、広く世界に知れ渡ったのは第1次世界大戦時に起こったロシア革命により多数の難民が発生したことを契機としています。このとき以降、国際連盟などを通じた国際的な難民保護枠組みが模索され、また発展していきました。この発展の動きは第2次世界大戦、いわゆる米ソ冷戦を経て現在に至ります。
本講義では、難民問題を一貫して「国際関係=政治の問題」として取り扱います。これは、経済目的の外国人労働者受け入れだけでなく、あるいはそれ以上に、難民問題が極めて国益に密接に関わる問題である、ということを意味します。難民問題は一面では極めて重大な人道上、人権上の問題であることは確かですが、同時に、問題への対応を迫られる、またその責任を持つべき国の間の協力の問題でもあります。
(伝統的)安全保障、貿易や金融など経済問題とは異なる国際協力の現状がはたしてどのようなものとなっているのかを正しく理解し、それに基づく議論を展開できるようなスキルの育成を図ることが本講義の目的です。
〈関連キーワード〉
「難民」「迫害」「南南問題」「南北問題」「人道」「国際協力」「UNHCR」「難民支援」
〈講座について〉
「事前知識なくても受講OK」「ディスカッションあり」「発表あり」
〈参考図書〉
『難民―行き詰まる国際難民制度を超えて』A.ベッツ&P. コリアー著(明石書店、2023年)
できれば参考図書を事前に購読されることが望ましいです。
〈定員〉
上限なし
諸注意事項は本講座申込サイトにてご確認ください。
名前 | 岡部 みどり |
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肩書き | 法学部 国際関係法学科 教授 |
プロフィール | ■所属 上智大学 法学部国際関係法学科 教授 (兼任)グローバル・スタディーズ研究科国際協力学専攻主任 ■学位 文学士(社会学)(東京大学) 学術修士(地域文化研究)(東京大学) 学術修士(国際関係論)(東京大学) 学術修士(東京大学) 博士(学術)(東京大学) ■研究キーワード 国際協力、国際関係論、EU研究、地域統合研究、グローバル・ガバナンス論、人の国際移動論、グローバル・ガバナンス、国際関係の制度化、人の国際移動研究、EU(欧州統合)研究 |
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