学内講座コード:B101
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主催:
上智大学 [ 上智大学 四谷キャンパス (東京都) ] [ 上智大学 オンラインキャンパス (オンライン) ]
講座名:
【対面・オンライン】戦争システムから平和システムへ -植民地時代の遺産としての民族紛争と宗教を考える-
申し込み締切:
2024年09月18日 (水) 00:00
開催日時:
第1回:10/1(火)
第2回:10/15(火)
第3回:10/29(火)
第4回:11/12(火)
18:30~20:00
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
40名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
本学関係者は10,000円(割引対象については申込サイトをご確認ください)
補足:
-
今日世界が直面している一番大きな危機は気候変動でしょう。にもかかわらず各国は協力してその課題解決に邁進するのではなく、世界各地では戦争が続いています。各国の軍事費は増大し、軍需産業は潤っています。自然の荒廃を無視し、気候変動を引き起こしている産業開発のスタイルは「戦争システム」を支えてきた体制と表裏一体です。平和、軍縮、環境保全、飢餓解消、脱原発、人権擁護などの要求は、別々の運動なのではなく、「戦争システム」に取って代わるべき「平和システム」を構築するキャンペーンのさまざまな位相です。
この講義では、キリスト教の罪理解を出発点とし、私たちの世界を覆う戦争システムを植民地時代の遺産と捉え、その遺産の一つとしての民族紛争に焦点を当てて、いかに「平和システム」への転換を目指してゆくべきかを考察します。イギリスの入植を起源とする北アイルランド紛争の和平プロセスを主たる題材とします。
〈関連キーワード〉
「平和学」「戦争システム」「平和システム」「植民地時代」「民族紛争」「構造的暴力」「キリスト教」「北アイルランド」「テロリズム」「植民地」
〈講座について〉
「事前知識なくても受講OK」「講義型」
〈参考図書〉
『平和学のいま 地球・自分・未来をつなぐ見取図』小山英之、横山正樹、平井朗編(法律文化社、2020年)
『平和をめぐる14の論点 平和研究が問い続けること』日本平和学会編(法律文化社、2018年)
〈定員〉
対面40名 上限なし
諸注意事項は本講座申込サイトにてご確認ください。
名前 | 小山 英之 |
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肩書き | 神学部 神学科 特別契約教授 |
プロフィール | ■所属 上智大学 神学部神学科 教授 ■学位 文学士(上智大学) 文学修士(上智大学) Bachelor of Divinity(Heythrop College(University of London)) 神学学士(ロンドン大学ヒースロップカレッジ) MA in British Cultural Studies(University of Warwick) 英国文化学科修士(ウォーリック大学) Ph.D. in Ethnic Relations(University of Warwick) 民族関係学博士(ウォーリック大学) ■研究キーワード 社会学、平和学、民族関係論 |
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