学内講座コード:24B1600031
この講座について質問する主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
平家物語のこころに親しむ その23【対面講座】
申し込み締切:
2024年09月19日 (木) 23:30
開催日時:
10月 3日(木)、10月10日(木)、10月24日(木)、11月 7日(木)、11月21日(木)/12:30~14:00
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
50名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
8100(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
『平家物語』には、平安末期の戦乱が続く社会を生きた人々のさまざまな姿が描かれています。いま、私たちはこの物語とどのように向きあえるのでしょうか。この講座は、『平家物語』をこれから読んでみようと考えている方や、少しは読んだことがあるという方を対象とした入門講座です。物語に関する基礎知識を紹介しながら、いくつかの場面を原文で読み進め、物語世界に少しずつ接していきます。この講座で『平家物語』の扉をひらいてみませんか。今期は『平家物語』とその周辺に視野を広げながら、物語を彩る五人の人たちの姿に光を当て、物語への理解を深めていきましょう。
【講座スケジュール】
第1回10月 3日(木) 熊谷直実の葛藤――わが子直家への愛
詳細:わが子直家を連れて参戦した熊谷直実が抱えた、親としての苦悩を読み解いていきます。
第2回10月10日(木) 佐々木高綱の判断――戦場のひとつの論理
詳細:頼朝挙兵の知らせを受け、馳せ参じようとする佐々木高綱の言動の質を吟味してみましょう。
第3回10月24日(木) 戦死したわが子を弔う――佐藤嗣信・忠信兄弟の母
詳細:いくさでわが子を亡くした母の思いは、物語の内外でどのように語られたのでしょうか。
第4回11月 7日(木) 平盛久の運命――清水寺と観音利生
詳細:捕らわれた盛久を処刑寸前で救った清水寺の観音の霊験譚を取りあげます。
第5回11月21日(木) 蘇生した慈心房尊恵――冥途を体験した人々
詳細:生きながら閻魔の庁へと赴いた尊恵の蘇生物語を糸口に、冥界訪問譚の意味を考えます。
【教材】
プリントを配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |
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