学内講座コード:24B1600019
この講座について質問する主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
スペインの歴史【対面講座】 啓蒙の時代から現代まで
申し込み締切:
2024年12月25日 (水) 23:30
開催日時:
1月14日(火)、 1月21日(火)、 1月28日(火)、 2月18日(火)、 2月25日(火)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
15,000円
定員:
18名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
13500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
近世に「太陽の沈まぬ帝国」を豪語したスペインは、実際には統一国家からほど遠く、地域的に多様な言語・文化を擁するモザイク国家でした。こうした多言語・多文化社会を特徴とするスペインが、18世紀から現代にかけてたどった国民国家形成の苦難の道を概観します。
【講座スケジュール】
第1回 1月14日(火) 『カトリック的啓蒙から旧体制の危機へ』
詳細:18世紀から19世紀初頭の時代を概観し、スペインの啓蒙改革の特徴と、旧体制の危機の特質を明らかにします。
第2回 1月21日(火) 『革命と反革命の時代』
詳細:19世紀前半から1870年代までを概観し、スペインの自由主義国家の限界、第一共和政の困難を明らかにします。
第3回 1月28日(火) 『王政復古体制からスペイン内戦まで』
詳細:1870年代後半から1930年代までを概観し、王政復古体制の成立と動揺、第二共和政の混乱、そしてスペイン内戦の苦難を明らかにします。
第4回 2月18日(火) 『フランコの独裁体制』
詳細:1939年から1975年までを概観し、フランコ独裁体制の性格を明らかにするとともに、その体制の終焉過程を分析します。
第5回 2月25日(火) 『民主化の進展と自治州国家体制』
詳細:1970年代後半から現代までを概観し、1978年憲法と自治州国家体制の特質を明らかにするとともに、現代スペインの抱える諸問題について考察します。
【教材】
あり(購入必須)
立石博高『スペイン史10講』(岩波書店(岩波新書))(ISBN:9784004318965)1,000円+税
※こちらの教材費は受講料に含みません。購入等については講座開始前にご案内します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 立石 博高 |
---|---|
肩書き | 東京外国語大学名誉教授、元神奈川大学講師 |
プロフィール | 神奈川県生まれ。東京都立大学助手、同志社大学助教授、東京外国語大学教授、同学長などを歴任。専門分野は歴史学、スペイン近代史。著書に『スペイン歴史散歩』(行路社)、『世界の食文化 スペイン』(農文協)、『フェリペ2世』(山川出版社)、『スペイン・ポルトガル史』(編著、山川出版社)、『スペイン帝国と複合君主政』(編著、昭和堂)など。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.