学内講座コード:24B1600007
この講座について質問する主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
新しい視点から数学の世界を覗く【対面講座】 数のうら話あれこれ
申し込み締切:
2024年09月27日 (金) 23:30
開催日時:
10月 4日(金)、10月11日(金)、10月18日(金)、10月25日(金)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
7,200円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
6400(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
今まで教科書で習ってきた数学から離れて、新しい側面から数学の世界を覗いてみませんか。今回は「数の世界」についてお話します。数にまつわる色々な歴史的な小話を交えながら数のうらを覗いていきます。数の世界に浸るひと時を過ごしていただければ幸いです。
【講座スケジュール】
第1回10月 4日(金) 数の歴史
詳細:「万物は数なり」と言ったのは、紀元前の数学者ピタゴラスです。自然数からはじめて有理数、無理数、負の実数、複素数という具合に、数は長い歴史の中で次々と発見されてきました。世界史と関連させて、数の歴史を見ていきます。
第2回10月11日(金) 無限個を数える
詳細:「無限」の概念は歴史的には長い間曖昧な扱いを受けてきました。アキレスと亀の競争のような矛盾が生じるからです。1900年頃になってようやくカントールが無限を厳密に定義して、無限にも大小の差があることが分かりました。現代数学では常識でも、当時はなかなか認められませんでした。
第3回10月18日(金) 素数の謎
詳細:素数(自分自身と1でしか割れない数)が無限個あることは、紀元前から知られておりました。これがどのような規則で現れるかは、かなり分かってきています。しかし、完全解決に至るには、リーマン予想とよばれる未解決問題が立ちはだかっています。
第4回10月25日(金) 自然数とは何か
詳細:「自然数は神が作った」という有名な言葉があります。しかし、自然数を公理として厳密に定義できたのは、数学における最古の史料から約3800年を経てからのことです。それは数学的帰納法とよばれる数学の証明法と密接な関係にあります。
【教材】
あり(資料配布または参考程度)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 矢島 幸信 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授、数学アートラボ代表 |
プロフィール | 筑波大学大学院数学研究科博士課程満期退学。理学博士。専門は集合論的位相幾何学。長春師範学院客員教授、ブルゴーニュ大学短期客員教授、「位相数学とその応用に関する国際会議(1999)」実行委員長などを歴任。数学のアニメ制作を手掛け、2015年度神奈川県大学発・政策提案制度の最優秀採択、2018年度神奈川大学ベストティーチャー賞を受賞。 |
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