学内講座コード:730201
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
王墓の謎―なぜ人は王のために墓を築いたのか?
申し込み締切:
2024年10月25日 (金) 17:00
開催日時:
10月26日(土)〜12月 7日(土)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・比較文明論について理解を深め多様な歴史を学ぶ面白さに触れる。
・新たな視角から「見せる埋葬」を捉え、人類史の中に位置付ける。
・定説を疑うことを通して、現代にも通じる歴史の見方を身につける。
【講義概要】
王のために築かれた王墓は自らの権力を誇示するために築かれた象徴で、墓室を飾る装飾墓も文明周辺で見られるローカルな風習だと長らく考えられてきた。本講座では、これらの定説にとらわれずに、王墓・装飾墓などの「見せる埋葬」を新たな視点から問い直す。王とはどんな人物なのか?王墓とはいかなる要素で構成され、時代や地域を越えて登場するのはなぜか?巨大化した王墓が衰退するのはなぜか?人類史の中で王墓を築いた時代の意義とは何か?などのさまざまな謎を解明する。あわせて、現代の私たちにとっても重要な、多様な歴史観との向き合い方についても理解を深め、歴史を考えることの面白さを共有したい。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/26(土) 王墓・装飾墓と向き合う
第2回 2024/11/30(土) 王墓の比較考古学
第3回 2024/12/ 7(土) 装飾墓の比較考古学
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月21日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆参考図書:『王墓の謎』河野一隆著(講談社現代新書2745・ISBN:978-4-06-535812-2)をお読みいただくと、より理解が深まります。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 河野 一隆 |
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肩書き | 東京国立博物館学芸研究部長 |
プロフィール | 1966年福岡県柳川市出身、京都大学大学院文学研究科修士課程修了後、(財)京都府埋蔵文化財調査研究センター、九州国立博物館を経て現職。専門分野は日本考古学。主要著作に、『王墓の謎』講談社現代新書(2024年)、『王墓と装飾墓の比較考古学』同成社(2022年)、『装飾古墳の謎』文藝春秋新書(2023年)、「装飾古墳とはなにか?」『最新技術でよみがえる 九州装飾古墳のすべて』東京書籍(2015年、共著)などがある。 |
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