戦火の欧州・米国・中東関係史 中東の混乱の原因を探る

【目標】
冷戦崩壊から30年、世界は平和に向かっているのでしょうか。ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナ問題の深刻化など、世界には数多くの問題が山積しています。本講座では、大学での講義・中東政治論を中心に、植民地の歴史から世界政治を動かしてきた石油エネルギーまで、また中東戦争から湾岸戦争にいたるまで、さらにイスラム教の中身やテロにいたるまで中東・欧州・米国の関係と中東世界を包括的に理解できるようになることを目標とします。

【講義概要】
本講座では、大学での講義・中東政治論を中心に、植民地の歴史から世界政治を動かしてきた石油エネルギーまで、また中東戦争から湾岸戦争にいたるまで、さらにイスラム教の中身やテロにいたるまで中東・欧州・米国の関係と中東世界を包括的に論じていきます。(1)3つの帝国と中東近代史(2)中東を理解する―領土、民族、歴史(3)中東を理解する―宗教、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教(4)中東を理解する―貧困、経済、資源(5)世界のなかの中東―テロと戦争(6)世界のなかの中東―難民と市民の対立

【各回の講義予定】
第1回 2024/10/18(金) 3つの帝国と中東近代史
第2回 2024/10/25(金) 中東を理解する(1) 領土 民族 歴史
第3回 2024/11/ 8(金) 中東を理解する(2) 宗教 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教
第4回 2024/11/15(金) 中東を理解する(3) 貧困 経済 資源
第5回 2024/11/22(金) 世界の中の中東(1)
第6回 2024/11/29(金) 世界の中の中東(2)

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、12月6日(金)に行います。
◆基本的にはパワーポイントを使用しながら、必要に応じて板書(補足説明)や資料配付します。
◆本講座は約1年おきに開講している講座です。これまでに複数の中東関係の講座を履修済みである場合は、最新の情報やこれまでに説明できなかった内容も含みますが、過去の講座の内容と重なるところが一定程度ありますのでその点ご了承の上履修をお願いします。忘れたので改めて最初から聞きたいなどの場合は勿論歓迎致します。
◆中東に関する本・名著などもご紹介します。
◆なお、世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。時間の関係上すべて詳しく説明できない場合もあります。第1回は自己紹介など10分程度講座の中でお時間をいただきます。また各講座で私自身が経験した中東での生活や考えたことなどもお話します。
◆他の方の迷惑になる行為が認められる場合は退出していただく場合もあります。
こうした点を理解して受講していただけると有難いです。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦火の欧州・中東関係史 収奪と報復の200年』（東洋経済新報社）（ISBN:978-4492444467）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。