学内講座コード:330212
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
戦争と映画 ドキュメンタリーからメロドラマまで 戦争の語られ方の変容
申し込み締切:
2024年10月03日 (木) 17:00
開催日時:
10月 4日(金)〜12月 6日(金)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
24名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・日中戦争、太平洋戦争、朝鮮戦争、冷戦など、20世紀の戦争と映画の関係について理解を深める。
・戦争の時代の映画とプロパガンダについて理解を深める。
・映画スターの表現を読解する。
・メロドラマの政治性について考察する。
【講義概要】
20世紀は映画の全盛時代であったが、同時に戦争の時代でもあった。日本人が体験した日中戦争、太平洋戦争、冷戦期を映画はどのように描いただろうか。映画はその時代にどのようなプロパガンダのはたらきをしたのだろうか。そして、綺羅星の如きスターたちは、その映画の中でどのような役割を果たしたのだろうか。ドキュメンタリーからメロドラマまで、そして日本の戦争メロドラマの源流にあるハリウッドの戦争メロドラマまで、映像を見て考えたい。李香蘭(山口淑子)、田中絹代、岸恵子からヴィヴィアン・リー、イングリッド・バーグマンまで、戦争と映画を考える。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/ 4(金) 戦ふ兵隊(1939)亀井文夫監督
第2回 2024/10/11(金) 哀愁(1940)マーヴィン・ルロイ監督
第3回 2024/10/18(金) カサブランカ(1942)マイケル・カーティス監督
第4回 2024/10/25(金) サヨンの鐘(1943)清水宏監督
第5回 2024/11/15(金) 風の中の牝雛(1948)小津安二郎監督
第6回 2024/11/22(金) 上海の女(1952)稲垣浩監督
第7回 2024/11/29(金) 君の名は(1953)大庭秀雄監督
第8回 2024/12/ 6(金) 二十四時間の情事(1959)アラン・レネ監督
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 川崎 賢子 |
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肩書き | 清華大学日本研究センター客員研究員 |
プロフィール | 専門は日本近代文学・文化・映画・演劇。主著に『もう一人の彼女 李香蘭 / 山口淑子 / シャーリー・ヤマグチ』(岩波書店、2019)『彼等の昭和 長谷川海太郎・潾二郎・濬・四郎』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、『宝塚 変容を続ける「日本モダニズム」』(岩波現代文庫、2022年)など。 |
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