学内講座コード:330204
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
弥生人はどこから来たのか 最新科学が解き明かす新しい弥生時代像
申し込み締切:
2024年10月08日 (火) 17:00
開催日時:
10月 9日(水)〜11月20日(水)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・考古学の世界で重要な役割を果たしている自然科学的手法を正しく理解する。
・東日本弥生人が、水田稲作を始める前に数百年もの間、行っていたことがわかってきたアワやキビの栽培活動と暮らしを正しく理解する。
・日本の水田稲作開始期における古気候、暦年代、DNAに関する理解を深める。
【講義概要】
本講義は、日本で水田稲作が始まったのは今から何年前のことで、そのころはどんな気候であり、また最初に水田稲作を始めた人はどこから来た、どんな人たちであったのかを、AMS―炭素14年代、酸素同位体比年輪年代、DNA分析という21世紀になって本格的に導入されることになった最新科学をもとに考える。さらに、近年明らかになってきた東日本弥生人とアワやキビといった穀物との関係について講義する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/ 9(水) 日本の水田稲作はいつごろ始まったのか。
第2回 2024/10/23(水) 水田稲作が始まったころの西日本の気候
第3回 2024/11/ 6(水) 朝鮮半島から水田稲作を持ち込んだ人びとの出自とDNAー二重構造モデルの見直し
第4回 2024/11/20(水) 東日本弥生人のアワ・キビ栽培
【ご受講に際して】
◆参考図書 『弥生人はどこから来たのか: 最新科学が解明する先史日本』藤尾慎一郎著(吉川弘文館)、2024年6月刊行(できれば3刷りをお求めください)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤尾 慎一郎 |
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肩書き | 国立歴史民俗博物館名誉教授 |
プロフィール | 福岡市生まれ。中学生の時に観た弥生の展示をきっかけに考古学に関心をもつ。専門は弥生時代の中でも縄文時代から弥生時代への過渡期で、炭素14年代や古人骨のDNA分析をもとに、灌漑式水田稲作がいつ始まり、誰が始めたのかを明らかにするべく、自然科学との学際研究に努める。著書には、『弥生人はどこから来たのか: 最新科学が解明する先史日本』(吉川弘文館 2024年)、『日本の先史時代』(中公新書 2021年)、『弥生時代の考古学』(講談社現代新書2015年)などがある。 |
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