学内講座コード:130712
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
炭素の誕生と進化、そして循環 ダイヤモンドからカーボン・ニュートラルまで
申し込み締切:
2024年10月17日 (木) 17:00
開催日時:
10月18日(金)〜11月29日(金)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・第6番元素の本質と自然界における構成・変化とを識る
・炭素を巡る自然環境とその循環・輪廻について理解する
・地球温暖化問題・動力資源問題・脱炭素問題を考究する
【講義概要】
炭素は、至る所に存在する。岩石中にも隕石中にも、大気中にも海洋中にも、そして凡そ全ての生体中にも。余り主張しないが、その役割と重要性は100余種の化学元素中でも秀逸だ。その誕生から特性と特質、賦存と変遷・進化は、余りにも象徴的で、刺激的ですらある。炭素自身の構成および他の元素との結合は、単純から複雑に及び、離合集散を繰り広げる。地球の内部から周辺に至るまで、縦横無尽に飛び回り、時に拡散し時に凝集して、強靭な肉体と堅固な城郭を構築する。その姿は実に見事である。
自然界はその均衡をいつも安定な方向に修正し維持する。時に、人新世の錯誤がその平衡を乱すが、炭素はいつも大らかで、それを相手にすらしない。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/18(金) 第6番元素の特性
第2回 2024/10/25(金) 地球内の炭素 (地)
第3回 2024/11/ 8(金) 媒質体の炭素 (水)
第4回 2024/11/15(金) 生命体の炭素 (気)
第5回 2024/11/22(金) 動力源の炭素 (火)
第6回 2024/11/29(金) 脱炭素世界への模索
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月6日(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 円城寺 守 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1967年, 早稲田大学理工学部卒業。東京教育大学大学院修了(理学博士)。元早稲田大学教育学部教授。専門分野は、鉱床地質学、鉱石鉱物学、環境科学。著書に、『地球進化46億年の物語』(監訳、講談社)、『世界でいちばん素敵な地球の教室』(監修、三才ブックス)、『自分で探せる美しい石』(実業之日本社)、『366日 世界の大自然』(監修、三才ブックス)など。 |
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