学内講座コード:130436
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
詳解 西洋中世キリスト教美術
申し込み締切:
2024年10月27日 (日) 17:00
開催日時:
10月28日(月)〜11月25日(月)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・西洋中世キリスト教美術の大きな流れを理解する。
・西洋中世キリスト教美術が、当時の社会に果たした意義について理解を深める。
・聖書テキストと美術表現の関係について理解を深める。
【講義概要】
紀元1世紀にパレスチナ地方のユダヤ人共同体の中から誕生したキリスト教は、次第に古代ローマ帝国内に根づき、313年にはコンスタンティヌス帝によって公認され、392年にテオドシウス帝によって国教と定められました。この中で発展したキリスト教美術は、私的な環境から公的なものへと拡大し、西洋中世の文化的基盤を担うことになります。この講義ではキリスト教美術がどのように誕生し、西洋中世の人々に受け継がれていったのかについて重要な人物の図像表現からたどります。イエス・キリスト、聖母マリア、使徒、殉教聖人たちがキリスト教美術のなかでどのように表現されたのか、背景にある神学思想とともに学びます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/28(月) キリスト教美術の誕生―イエス・キリスト像の変遷
第2回 2024/11/11(月) 聖母マリアの美術
第3回 2024/11/18(月) 使徒たちの役割
第4回 2024/11/25(月) 殉教聖人たちと教会堂装飾
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月2日(月)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 加藤 磨珠枝 |
---|---|
肩書き | 立教大学教授 |
プロフィール | キリスト教美術を専門とする西洋美術史家。東京藝術大学にて西洋美術史を専攻、ローマ大学サピエンツァ校大学院に留学し西洋中世美術を学んだ後、博士号取得(美術、東京藝術大学)。2023年9-12月に東京都美術館で開催された「永遠の都ローマ展」監修者。主な編共著に『中世キリスト教美術の誕生とビザンティン世界』(中央公論新社)、『教皇庁と美術』(竹林舎)、訳書に『中世の写本ができるまで』(白水社)など多数。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.