学内講座コード:130341
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
アンコール朝の歴史と文化 最新の研究成果から読み解く古代カンボジア
申し込み締切:
2024年09月24日 (火) 17:00
開催日時:
9月25日(水)〜11月13日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・アンコール遺跡に対する理解を深める。
・世界遺産アンコール遺跡群の歴史・文化的背景を理解する。
【講義概要】
天を衝く大伽藍アンコール・ワットや四面仏で有名なバイヨン寺院を生み出したアンコール朝は、東南アジア世界を代表する大文明でした。しかし、世界遺産としての人気の高さに比して、アンコールの歴史や文化の実像はあまり知られていません。「アンコール」が国の名前でないことすら一般的ではないでしょう。この授業では、考古学・文献研究・建築学・美術史研究の最新の研究成果を総合し、アンコールの成立から滅亡までの歴史をたどります。世界遺産として名高いアンコール遺跡を数多く紹介しますが、単なる遺跡ガイドではなく、その思想的背景なども探りたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/25(水) アンコールへの序奏:海のシルクロードとクメール人国家の建設
第2回 2024/10/ 2(水) 真臘:玄奘三蔵が記録したクメール人国家
第3回 2024/10/ 9(水) アンコール朝の成立:神王の統治のはじまり
第4回 2024/10/16(水) アンコール朝の発展:巨大なインフラ整備
第5回 2024/10/23(水) アンコール・ワットの時代:世界最大のヒンドゥー寺院
第6回 2024/10/30(水) 帝国を夢見る:最盛期のアンコール朝
第7回 2024/11/ 6(水) 衰退か、変容か:アンコール時代から後アンコール時代へ
第8回 2024/11/13(水) アンコール・ワットと日本:南洋日本町とキリシタン
【ご受講に際して】
◆本講座は、2023年度秋学期に早稲田校で開講した同名講座と同じ内容です。
◆休講が発生した場合の補講は11月20日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 田畑 幸嗣 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1972年長野県生まれ。国際基督教大学卒、上智大学大学院満期退学。博士(地域研究)。専攻分野はカンボジア考古学、文化遺産研究。主な著訳書は『クメール陶器の研究』(雄山閣)など。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.