中国書文化ヒストリー 甲骨金文から唐代楷書まで、中国書法の名品をより深く知り味わう

【目標】
・中国の代表的な書作品を知り、その歴史的変遷を理解する
・篆書、隷書、草書、行書、楷書の特徴を掴み、各時代の名品や書家について知る
・書に関わる遺跡や文物、造形作品に視野を広げながら、中国書法芸術の理解を深める

【講義概要】
甲骨文字や金文から始まり唐代までの代表的な書作品を各時代ごとにピックアップして紹介し、それぞれの書の特徴やそれが生み出された歴史的、文化的背景を交えて解説していきます。骨、金属、石、木簡、紙とさまざまな媒体に遺された文字をじっくりと眺めながら、一見とっつきにくい中国の古典的な書法作品の見方や味わい方を伝えていきます。
回によっては筆ペンやトレーシングペーパーなどを用いて、実際に古代文字を書く実技の時間も交えます。実際に手を動かして字形をなぞりながら、その文字が生み出された瞬間を追体験してみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2024/10/ 1(火) 殷周時代の文字ー甲骨文字と金文ー
第2回 2024/10/ 8(火) 秦漢時代の文字ー篆書と隷書ー
第3回 2024/10/15(火) 木簡の書ー隷書と草書ー
第4回 2024/10/22(火) 書聖・王羲之ー行書の名品「蘭亭序」ー
第5回 2024/10/29(火) 唐代の楷書ー欧陽詢と虞世南ー
第6回 2024/11/ 5(火) 唐代の楷書ー褚遂良ー

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月12日(火)を予定しています。
◆回によっては筆ペンや硬筆などで作品をトレースするなどの実技実習を含みますが、書道経験の有無は問いません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。