学内講座コード:130306
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
イギリス喫茶の歴史―コーヒーから紅茶の国へ
申し込み締切:
2024年09月30日 (月) 17:00
開催日時:
10月 1日(火)〜12月 3日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・イギリスの歴史文化を広く深く学ぶ。
・コーヒーを原点とし、紅茶によって形づくられたイギリスの喫茶や社交文化について理解を深める。
・イギリスの「近代」においてコーヒーと紅茶が果たした多大な役割、その功と罪を、歴史的観点はもちろん芸術的観点からも考察する。
【講義概要】
イギリスといえば「紅茶の国」。しかしながら、喫茶および社交面でのイギリス近代文化の幕開けをもたらしたのは、実は紅茶ではなくコーヒーというのが、ひとつの歴史的事実ではあります。そのコーヒーをやがて紅茶が凌駕し、イギリスが「紅茶の国」となっていった経緯は、国家そのものの近代化ないし帝国化の一側面だったといっても過言ではありません。知る人ぞ知るこの歴史的事実を、コーヒーや紅茶そのものの魅力はもちろん、21世紀現時点でのカフェ文化事情や芸術的な観点からも多角的に考察し、イギリス歴史文化への理解を深めてまいります。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/ 1(火) イントロダクション:コーヒーと紅茶にとっての21世紀
第2回 2024/10/ 8(火) 紅茶ではなくコーヒーの国だった?イギリス
第3回 2024/10/15(火) 喫茶と社交の場「コーヒーハウス」の誕生(1)
第4回 2024/10/22(火) 喫茶と社交の場「コーヒーハウス」の誕生(2)
第5回 2024/10/29(火) イギリスの「近代」を拓いたコーヒー
第6回 2024/11/ 5(火) コーヒーから紅茶へ:移り変わる流行(1)
第7回 2024/11/12(火) コーヒーから紅茶へ:移り変わる流行(2)
第8回 2024/11/19(火) 紅茶がもたらした二つの戦争(1)
第9回 2024/11/26(火) 紅茶がもたらした二つの戦争(2)
第10回 2024/12/ 3(火) 「紅茶の国」の美のかたち
【テキスト・参考図書】
テキスト
『コーヒー・ハウス』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4061594517)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 齊藤 貴子 |
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肩書き | 早稲田大学・上智大学大学院講師 |
プロフィール | 早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)、『イギリス恋愛詞華集―この瞬間を永遠に―』(研究社)など著訳書多数。 |
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