学内講座コード:130302
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
19世紀ヨーロッパ―100年の平和デザイン 平和をめぐる政治外交:ウィーン講和会議からパリ講和会議まで
申し込み締切:
2024年10月08日 (火) 17:00
開催日時:
10月 9日(水)〜11月13日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・ウクライナ戦争やガザ戦争が同時進行する今日ほど、平和を希求する機運が強く満ちた時はありません。19世紀ヨーロッパの長い平和は、100年前の第一次世界大戦に破られ、「戦争の時代」に突入します。20世紀の「二つの世界大戦の時代」に続く現在の平和は、永続できるのか。多くの人々に、大きな課題を突きつけています。その際に、ウィーン体制により構築され、100年の長き平和を現出した19世紀のヨーロッパの歴史は、国際平和構築のために苦慮する我々に大きな考えるヒントを与えてくれるものと確信しております。
・メッテルニヒ・パーマストン・ビスマルク・ウィルソンなど、19・20世紀の平和構築に寄与した政治リーダーたちの実像にもふれながら、100年の平和の実相を究明します。
【講義概要】
本講座は、1年間を通じて、18世紀国際関係〜ナポレオン戦争〜ウィーン体制〜グレートゲーム(クリミア戦争)〜ドイツ・イタリアの統一と国民国家成立(春編)〜パクス・ブリタニカとビスマルク体制〜帝国主義時代〜英独仏露の覇権争い〜第一次世界大戦開始と講和(秋編)を中心にヨーロッパ国際関係を巨視的に捉え直します。なぜ19世紀ヨーロッパは「100年の平和な時代」を現出できたのか。ウィーン体制は保守反動の時代だったのか。帝国主義と第一次世界大戦はどう関連するのか。これらの疑問を一緒に考えましょう。最新の研究動向を踏まえ、受講者との対話を重視しながら共に学びたいと思います。初心者の方も大歓迎です。ご参加ください!
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/ 9(水) ビスマルクの平和:ドイツ強国への道
第2回 2024/10/16(水) 帝国主義の時代:ヨーロッパの栄光と黄昏
第3回 2024/10/23(水) 世紀末ヨーロッパ:世界大戦へ向けて
第4回 2024/10/30(水) 帝国主義下の東アジア:日本帝国と日清・日露戦争
第5回 2024/11/ 6(水) 第一次世界大戦の起源:平和の最後の時
第6回 2024/11/13(水) パリ講和会議と現在:未完のウィルソン構想
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月20日(水)を予定しています。
◆参考図書は講義時に適宜紹介します。
◆毎回、前回配付した資料をご持参ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 宮坂 豊彦 |
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肩書き | 現代史研究家、早稲田大学招聘研究員 |
プロフィール | 早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際関係史、イギリス現代史。ヨーロッパ国際関係・イギリス政治外交・ファシズム政治外交・日本政治外交など、現代史分野を幅広く研究する。大学などで現代史を教える。現代史関係の著書がある。 |
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