学内講座コード:130232
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
江戸の劇場空間と観衆―芝居町・屋敷方・寄席
申し込み締切:
2024年10月22日 (火) 17:00
開催日時:
10月23日(水)〜11月27日(水)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・近世の歌舞伎・浄瑠璃の隆盛を江戸の受容者の側から考える。
・風俗画・図絵などを史料として活用する視点を身につける。
【講義概要】
江戸時代の幕開けとともに誕生した歌舞伎と操浄瑠璃。江戸の芝居町はこの両演劇の芝居小屋を中心に形成され発展していきました。芝居町と劇場は観客に非日常空間での精神の解放を提供し、観客はより強い刺激と満足を求めて演劇の進化を促しました。こうした芝居町と劇場、観衆の間の濃密な関係を、興行が行われた「場」と、興行を支えた観客に焦点を当てて、絵画史料や文献を通してみていきます。また武家屋敷方で演劇を鑑賞する大名と武士、庶民の日々の暮らしに密接に存在した寄席についても「場と観衆」という視点から取り上げます。都市江戸の人々とともに江戸の劇場空間の熱気を感じていきましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/23(水) 「江戸名所図屏風」にみる芝居町の形成と民衆
第2回 2024/10/30(水) 江戸前期の操浄瑠璃・歌舞伎と観衆
第3回 2024/11/ 6(水) 大名屋敷の芸能興行
第4回 2024/11/13(水) 古川柳と芝居図でみる劇場空間
第5回 2024/11/20(水) 別天地としての「戯場国」
第6回 2024/11/27(水) 寄席の花 女浄瑠璃
【ご受講に際して】
◆毎回の講義に絵画史料、図絵などの参考資料を配付します。江戸の芸能空間理解の入門編としてお気軽にご参加いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤田 勉 |
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肩書き | 江戸娯楽文化研究家、音楽家 |
プロフィール | 1962年生まれ。法政大学文学部史学科中退。ロックバンドのドラマーとしての活動のかたわら、各地の博物館・文学館等のイメージ音楽制作を手掛ける。平成21年より早稲田大学エクステンションセンター講師。専門は近世の浄瑠璃・三味線音楽、風刺文芸・風刺浮世絵など江戸庶民娯楽文化史。 |
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