学内講座コード:130225
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の近代史 1930年代初頭の「国民」―「日記」で読む日本のゆくえ
申し込み締切:
2024年09月26日 (木) 17:00
開催日時:
9月27日(金)〜12月 6日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
50名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・近代日本の歴史を、当時の史料を読むことによって探ります。
・「日本」に閉じこもってしまいがちな認識の開放をめざします。
・過去の社会の人びとの「肉声」を感知することをめざします。
【講義概要】
この間、1920年代から30年代にかけて、日本が世界をどう見ていたのか、世界が日本をどう見ていたのかを、日本の新聞(『東京朝日新聞』)の対外関係社説を素材として検討してきました。昨年度は1931年と1932年、今年度春期は1933年の社説を読みながら、満州事変前後から「満州国」建国・国際連盟脱退などに至る状況を検討し、当時の日本が国際情勢にどう向き合っていたのかを考えました。これをうけて秋期は視点と方法を変え、「国民」(作家などの文化人を含め)が満州事変から1933年にかけての時期、国際情勢や日本の動きをどう見ていたのかを、社説を読むのではなく、各種の日記などを使いながら探ってみる予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/27(金) 講義計画とテキストの解説
第2回 2024/10/ 4(金) 言論人の論説から探る(1)
第3回 2024/10/11(金) 言論人の論説から探る(2)
第4回 2024/10/18(金) 文化人の日記から探る(1)
第5回 2024/10/25(金) 文化人の日記から探る(2)
第6回 2024/11/ 8(金) 文化人の日記から探る(3)
第7回 2024/11/15(金) 地域名望家の日記から探る(1)
第8回 2024/11/22(金) 地域名望家の日記から探る(2)
第9回 2024/11/29(金) 地域名望家の日記から探る(3)
第10回 2024/12/ 6(金) まとめ
【ご受講に際して】
◆2024年度春期の同名講座の続編で継続生優先となる講座です。継続受講者が定員に満たない場合は、それ以外の方もお申し込みいただけます。
◆テキストは初回に配付し、レジュメと資料を毎回配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 大日方 純夫 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代史を専門とし、警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究。著書は『自由民権期の社会』(敬文舎)、『「主権国家」成立の内と外』(吉川弘文館)、『世界の中の近代日本と東アジア』(同)など多数。 |
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