学内講座コード:130211
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
柳宗悦と民藝運動
申し込み締切:
2024年10月23日 (水) 17:00
開催日時:
10月24日(木)〜11月28日(木)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・「民藝」をめぐる柳宗悦の思索と活動の過程を理解する。
・民藝運動を支えた人びとや時代背景を振り返る。
・個人作家による民藝への関わり方を考察する。
・倉敷や鳥取などの地方における民藝運動の展開について知る。
【講義概要】
柳宗悦らによって主導された民藝運動は、無名の職人たちが作りだした日用雑器に宿る美を発見しただけでなく、地域の手仕事の伝統を継承・発展させるうえでも重要な支えとなってきました。2021年度には国立近代美術館で「柳宗悦没後60年展『民藝の100年展』」が開催されるなど、「民藝」に対する関心が改めて高まりを見せています。本講座では「民藝」をめぐる柳宗悦の思索と活動の過程を、当時の時代背景や人間関係をふまえて振り返ります。また、濱田庄司、河井寛次郎、芹沢銈介、外村吉之介などの個人作家による民藝への関わり方や、倉敷や鳥取などの地方における民藝運動の展開についても考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/24(木) 「民藝」とはなにか
第2回 2024/10/31(木) 「民藝」の発見へ:白樺派での活躍、朝鮮美術との出会い
第3回 2024/11/ 7(木) 民藝と京都:木喰仏の発見、「民藝」概念の提唱から民藝運動へ
第4回 2024/11/14(木) 「美の浄土」沖縄:民藝の蒐集と研究、方言論争
第5回 2024/11/21(木) 日本民藝館の設立と民藝運動の組織化
第6回 2024/11/28(木) 民藝運動の展開:倉敷と鳥取の事例
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 加原 奈穂子 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 専門は文化人類学・民俗学。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、早稲田大学、東京藝術大学などで教壇に立つ。2006年度岡山民俗学会賞。共著に『桃太郎は今も元気だ』(岡山市デジタルミュージアム)、『珊瑚の文化誌』(第28回寺田寅彦賞)(東海大学出版会)、翻訳書に『アメリカの空へ』(出窓社)。パプアニューギニアの写真集『顔!パプアニューギニアの祭り』(西江雅之著)(左右社)では編纂と解説を担当。 |
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