学内講座コード:130208
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
天皇陵とは何か―神武天皇陵・長慶天皇陵から考える日本の歴史認識の変遷
申し込み締切:
2024年09月26日 (木) 17:00
開催日時:
9月27日(金)〜12月 6日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・歴史学の視点から、天皇陵についての理解を深める。
・上記を基礎に、神武天皇陵についての理解を深める。
・上記を基礎に、長慶天皇陵についての理解を深める。
【講義概要】
天皇陵というと、とかく考古学的な範囲に限って捉えられがちである。例えば、かぎ穴状の前方後円墳などをその代表格として思い起こす向きも多いのではないか。しかし、天皇陵は天皇の墓所のことであるから、古代から今日まで連綿と築造されてきたものなのである。つまりいわゆる古墳時代にのみ存したものではない。それをさらに進めていえば、天皇陵はさまざまな時代とともに変遷し、そしてそれぞれの時代の有様を反映したものであるともいえる。本講座はその通史的な観点とともに、神武天皇陵・長慶天皇陵という二つの天皇陵を手掛かりにしつつ、天皇陵の諸相とその本質をみていこうとするものである。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/27(金) 天皇陵は聖域か、文化財か
第2回 2024/10/ 4(金) 近世における神武天皇陵に関する諸説
第3回 2024/10/25(金) 幕末の朝幕関係と神武天皇陵
第4回 2024/11/ 8(金) 近代における神武天皇陵の諸相
第5回 2024/11/29(金) 長慶天皇陵はどこに
第6回 2024/12/ 6(金) 天皇陵の来し方行く末
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 外池 昇 |
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肩書き | 成城大学教授 |
プロフィール | 成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士(後期)課程単位取得修了。博士(文学、成城大学)。調布学園女子短期大学日本語・日本文化学科専任講師等を経て、現在成城大学文芸学部教授。著書『幕末・明治期の陵墓』『天皇陵の近代史』『事典陵墓参考地―もうひとつの天皇陵』(吉川弘文館)、『天皇陵論―聖域か文化財か』(新人物往来社)、『天皇陵の誕生』(祥伝社新書)、『検証天皇陵』(山川出版社)、『天皇陵―「聖域」の歴史学』(講談社学術文庫)、『神武天皇の歴史学』(講談社選書メチエ)。監修『文久山陵図』(新人物往来社)。論文多数。 |
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