学内講座コード:130204
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の近代
申し込み締切:
2024年09月24日 (火) 17:00
開催日時:
9月25日(水)〜11月27日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・明治末期〜アジア太平洋戦争期における日本の政治史を中心に講義します。国内におけるデモクラシー状況の拡大と衰退、満洲問題を基軸とした対外関係の推移、軍国主義・ファシズムへの移行、終戦の政治過程について理解することを目標とします。
【講義概要】
明治末期から昭和期にかけて、国内では民衆の権利伸張を求める動きを背景にデモクラシー状況が拡大し、大正末期には政党内閣時代が到来します。しかし、昭和6(1931)年の満洲事変を契機に軍国主義・ファシズムの流れが強まり、長期の戦争の時代に入り、やがて敗戦に至ります。こうした政治の過程を通史的に取り上げることはこれまでと変わりませんが、今学期は、なぜ破滅的な戦争への道を突き進んでしまったかという点を重視し、満洲問題、第1次世界大戦後の国際協体制への参加と離脱、政党勢力と戦争の関係について、より掘り下げた内容にします。関連して構成と資料の一部を改めます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/25(水) ガイダンス/明治末期の内外政治
第2回 2024/10/ 2(水) 2つの政変と民衆の運動
第3回 2024/10/ 9(水) 第1次世界大戦下の内外政治
第4回 2024/10/16(水) 戦後の内外政治と国際協調体制への参加
第5回 2024/10/23(水) 社会運動の高揚と政党内閣時代の開幕
第6回 2024/10/30(水) 政党内閣と内政問題
第7回 2024/11/ 6(水) 政党内閣・軍部と外交問題
第8回 2024/11/13(水) 軍部主導の政治と国際協調体制からの離脱
第9回 2024/11/20(水) 日中戦争開始と総動員体制への移行
第10回 2024/11/27(水) アジア太平洋戦争突入と戦時下の政治
【ご受講に際して】
◆本講座は2024年春期から継続する内容を取り扱いますが、初回に春期の概要を解説しますので、初めての方もお気軽にご受講ください。
◆2023年度秋期の同名講座とは、少し内容が異なります。
◆毎回配付する資料により講義をすすめます。参考文献も、適宜、配付資料に記載します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 阿部 恒久 |
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肩書き | 共立女子大学名誉教授 |
プロフィール | 1948年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専攻は日本近現代史。著書に、『近代日本地方政党史論』(芙蓉書房出版)、『「裏日本」はいかにつくられたか』(日本経済評論社)、『ヒゲの日本近現代史』(講談社・現代新書)などあり。 |
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