学内講座コード:130203
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の近世 18世紀前半吉宗政権の後から19世紀後半幕末維新期まで
申し込み締切:
2024年09月24日 (火) 17:00
開催日時:
9月25日(水)〜11月27日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・江戸時代の人々の、生活から政治・文化にいたる諸活動を広い視野から理解できるようにする。
・秋学期では、18世紀中頃から幕末までの期間を、国内と同時に対外関係の変化にも目を向けつつ理解できるようにする。
【講義概要】
江戸時代については、映画・テレビ・小説・アニメなどの形でさまざまな時代像・人物像が提供されています。本講座では時期や問題を分けながら、通史叙述のスタイルで、江戸時代の中の18世紀後半以降を理解できるようにお話しします。この期間には、しだいに民間社会の内部矛盾が深化して種々の紛争を生み、それが遠因となって、幕府・諸藩ともに財政危機と民政不取り締まりの状況となります。それを克服するために幕府・諸藩ともさまざまな「改革」に取り組みますが、新しく「海防」課題も「改革」の内容になってきます。幕末維新へ向けて、支配・非支配の両方の人々が取り組んだ営為の内容をお話しします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/25(水) 和風の衣食住と暮らし
第2回 2024/10/ 2(水) 田沼時代の政治と社会の活力
第3回 2024/10/ 9(水) 主従・親子・男女などの身分関係と慣習
第4回 2024/10/16(水) 諸藩が取り組んだ18世紀後半の改革政治
第5回 2024/10/23(水) 藩校や民間の手習い塾・郷学などの増加
第6回 2024/10/30(水) 民間社会の土地集積と階層分化
第7回 2024/11/ 6(水) 幕府の寛政の改革とその「祖法」化
第8回 2024/11/13(水) 「大塩の乱」や打ちこわしなどによる歴史の揺れ
第9回 2024/11/20(水) 復興をめざす幕府・諸藩の天保の改革
第10回 2024/11/27(水) 幕末維新期の内憂外患と、社会に広がる世直し願望はどのような現れ方をしたか
【ご受講に際して】
◆2023年度秋学期の同名講座と一部内容が重複するところがあります。
◆2024年度春期から継続する内容を取り扱いますが、初回にこれまでの概要を解説しますので、初めての方もお気軽にご受講ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 深谷 克己 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学部助手から教授まで歴任。専門は日本近世史。著書に『士農工商の世』(小学館)、『江戸時代』(岩波書店)、『江戸時代の身分願望』(吉川弘文館)、『田沼意次』(山川出版社)、『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店)、『民間社会の天と神仏』(敬文舎)。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.