学内講座コード:130116
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
最古の災害文学 読み継がれる『方丈記』の魅力
申し込み締切:
2024年10月10日 (木) 17:00
開催日時:
10月11日(金)〜11月 8日(金)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・『方丈記』を読み解く。
・日本における災害認識の歴史的なあり方を知る。
・災害文学としての『方丈記』の魅力を味わう。
【講義概要】
建暦2年(1212)、鴨長明の手に成った『方丈記』は、現代に至るまで日本の古典文学を代表する作品として、高い評価を受けています。平安時代末期に起きた5つの大きな災害を記す災害文学としても注目され、2012年の東日本大震災やこの数年のコロナ禍など、私たちが災害や危機に直面する度に読み返されてきました。本講座では、『方丈記』が私たちの災害認識の原型としてあり続けることに着目し、現代まで読み継がれてきた作品の魅力をひもといてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/11(金) 『方丈記』の災害─(1)大火・竜巻・都遷り
第2回 2024/10/25(金) 『方丈記』の災害─(2)飢饉・大地震
第3回 2024/11/ 8(金) 『方丈記』の災害認識
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は11月22日(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 木下 華子 |
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肩書き | 東京大学准教授 |
プロフィール | 福岡県生。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程単位取得退学。博士(文学、東京大学)。ノートルダム清心女子大学文学部専任講師、准教授を経て現職。専門分野は、日本中世文学および和歌文学。著書に、『鴨長明研究──表現の基層へ』(勉誠出版)、『和歌文学大系49 正治二年院初度百首』などがある。 |
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