ウォロフ語からセネガルの社会と文化を知ろう 【一般受付】⑤8/6(火)13:00 ～8/31(土)23:59

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• 講座詳細

  【講座内容】
  【世界の言語と文化を知ろう!】
  
  ウォロフ語は、西アフリカのセネガル共和国で最大の話者数を持つ現地語です。セネガルは、20以上の現地語が話されている多言語国家ですが、植民地統治によってフランス語が学校教育や行政で用いられる唯一の公用語となっています。現在フランス語の識字率は50%程度である一方、セネガル国民の9割以上は現地語のウォロフ語を日常のあらゆる場面で用いています。元来固有の文字を持たなかったウォロフ語は、1970年代に政府によって「国語」として認定されてラテン文字表記法が定められ、言語政策や文学運動などによって書記言語化が幾度も試みられてきましたが、フランス語の公教育を基本としてきたため、ウォロフ語教育は実質的に行われていません。それにもかかわらず、ウォロフ語はラジオやテレビ、各種SNSでも広く話されているだけでなく、イスラーム指導者の演説や政治家の選挙運動などでも活発に利用されるほど、広く国民に浸透した「民族共通語」となっています。こうした特殊なかたちで普及した現地語であるウォロフ語について、第1回でセネガルの言語と社会に関する概説、第2回でウォロフ語の文章表現や基礎的な文法、そして第3回では出版物やSNSを通じて近年再燃しつつあるウォロフ語ナショナリズムについて、それぞれ解説します。
  
  ◆受講案内(受講規約)◆
  ◆オンライン講座に係る環境準備◆
  ◆よくある質問◆
  
  【重点を置く学習内容】
  発表、やりとり
  
  【講座スケジュール】
  第1回 2024/11/14(木) セネガル社会とウォロフ語：ウォロフ語がいかに「民族共通語」となってきたか
  第2回 2024/11/21(木) ウォロフ語の挨拶表現と、文法の基礎
  第3回 2024/11/28(木) 「私たちの国語」としてのウォロフ語：出版物、SNS、アプリなどの事例から

• 備考

  【受講対象者】
  セネガルの言語や文化について興味のある方はどなたでも参加可能です。
  
  【テキスト】
  講師が作成したレジュメを電子配布。
  
  【備考】
  【一般受付】
  
  本講座の一般受付期間は次のとおりです。
  
  【一般受付】(5)2024年8月6日(火)13:00 ～2024年8月31日(土)23:59
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  
  　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

• 講師陣

  名前	池邉 智基
  肩書き
  プロフィール